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大騒動

ゴキブリの話を書きます。
嫌いな方は誤って読まないようお気をつけください。



今日、娘が自分の部屋で勉強しようとしました。
梅雨に入り蒸し暑い日だったのでエアコンのスイッチオン。


エアコンの送風口の羽根が開いた瞬間、中からゴキブリが落ちてきました。


娘はゴキブリのことが大嫌い。
慌てて逃げるように、となりのおじいちゃん(私の父親)の家に逃げ込みました。


ちょうどその時、わたしと妻は近くのスーパーに出かけていました。
娘から電話がかかってきて
「ゴキブリがでたからすぐに帰ってきて」と
慌てふためいて、すこし泣きそうな声で訴えられました。

妻もゴキブリは大嫌いです。
「見つけれなかったらどうしよう⁈」
「どこから入ってきたんだろう⁈」
と、とても興奮し始めました。

わたしも得意ではないけど
「ゴキブリくらいいるでしょ、まぁいいやん」
という考えで、正直めんどくさいなーと思ってました。

とは言うものの、やはりすぐに対応しないといけないので、買い物を中断してすぐに家に向かって車を走らせました。


20分後、家に着くと娘がおじいちゃん家から出てきました。
すでに落ち着きを取り戻しているようでした。

早速、ゴキブリを倒すための新聞紙を持って娘の部屋へ。

事件現場である勉強机の上を捜索。

一見したところ、いない。

「どこかに隠れているのだろう」と
机の上に散乱しているノートや教科書を
恐る恐る一冊づつどけました。

いない。
どこにいるんだ?

次に、立てかけてあった国語辞典を
ゆっくりと持ち上げました。

うわっ、いた。
久しぶりにあの黒光りした気持ち悪い物体を目の当たりにし、「やっぱり気持ち悪いな。。。」と思いました。

見つかったことが分かったのか、ゆっくりと動き出し床の方へ降りて行きました。

その瞬間に丸めた新聞紙でバシッと一撃。
まだ動いていたのでもう一撃。

ひっくり返って動かなくなりました。

死骸を片付け、殺した場所をアルコールティッシュで清掃し、任務終了。
妻と子供も安堵の表情を浮かべてました。。。



なんでゴキブリは存在するんだろう?
気持ち悪いし、汚い菌も持ってる(多分)。
人間から忌み嫌われ、様々な殺虫剤が存在し、
「これだけ殺せば絶滅するんじゃないか」と
思うけど、一向にいなくならない。
みんながそう思ってるんじゃないでしょうか。

生物学者で有名な福岡伸一さんが、著書でゴキブリについて次のように述べておられました(なんていう本か忘れましたが)。

まず、地球上に人間が現れる何万年も前から
ゴキブリは存在しており、人間の先輩である。
人間とは歴史の長さが違う。
要はとやかく言う立場ではないらしいです。

そして、食物連鎖の一部であり、何かの餌になっているのだから、いなくなることはない。
だから共存していくしかない、と。


うーん、諦めるしかないみたいですね。。。

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