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小学生のみんな、地元の仕事ってこんなに面白い!

昨年の冬、波佐見町の小学校で
地元企業18社による、一日限りのお仕事体験イベント
「わくわくワークDAY」が開催されました。

やきものと農業の町、波佐見には
やきものに関連する企業の他、カフェやレストラン
建築事務所やインテリアショップなど様々な仕事があります。

なかなか、自分達が住む町にある店や会社を
"働く"という目線で見る機会はないもの。
実際に働いている大人たちが先生になって教えることで
地元にある魅力や、仕事の面白さを知ってもらえたら、、
との思いで、マルヒロも参加!

やきものの工程のひとつ「上絵」を楽しく学び、体験できる
「転写シールワークショップ」をしてきましたよ。
今回は、その時の様子をレポートします!

イベントは波佐見町商工会青年部を中心に、地元18の企業が協働して企画。先生方とも話し合いを重ね、開催されました。
カメラマンや畳縫い、大工や美容室など様々な職業の中から、子供たち自ら何を体験したいか選択します。

どれも楽しそうな内容が組まれてますね。お友達と相談しながら悩む子供たちの様子が目に浮かびます。

夢中になって箱を作っているのは、マルヒロの商品のパッケージもお願いしている、岩嵜紙器さんの箱作り体験の様子。
普段、何気なく開けている様々な箱も一つ一つ人の手で作られているんですね。

こちらはマルヒロブース。
「お皿を作る」工程の一部を体験してもらうことに。

参加してくれたのは、南小学校の1年生から3年生までの17名。
白い無地の皿に好きなデザインの転写シールを貼り、世界にひとつだけの飾り皿を作ってもらいます!

子どもだけではなく大人も楽しめるので、みなさん親子で参加してくれました。
初めての飾り皿づくりに興味津々。

最初はシール選びから。

お皿に転写を貼る工程の他、お皿を"デザイン"する事も学んでもらいます。

様々なアーティストが手掛けた、転写シールのパーツは100種類以上。
シールを選ぶだけでも一苦労ですが、自分の好みや、他人の好みを知ることは食器を考える上でとても大切な作業です。

シールを選んだら、さぁ貼っていきましょう!

まずは、選んだ転写シールの配置を決めます。
たくさんのシールをどのようにお皿にデザインするか試行錯誤していました。どんなデザインにするかとっても悩みますが楽しい時間です。

配置が決まったら、シールを濡らしてお皿にペタペタ貼っていきましょー!
お母さんと協力しながら、シワができないように慎重に慎重に。

お皿の水気をふき取り、乾燥させたら完成です!
※本来の工程では、ここから約800℃の窯で焼いて絵具を定着させるのですが、ワークショップではここまで。残念ながら食器としては使えないので"飾り皿"として使っていただきます。

↓ 無事に出来上がったみんなの飾り皿!

みんな、思い通りのお皿できたかな?
嬉しそうにお友達とお皿を見せ合いっこする様子に、私たちも大満足。

最後にみんなで記念撮影!
記憶に残る思い出になったらうれしいな。帰ってお部屋に飾ってね!

後日、子どもたちからお礼のお手紙をいただきました(涙)

どれも嬉しくなる言葉ばかり!

「とても楽しかった!」や「波佐見焼きに関係するお仕事をしてみたい!」
という感想をいただきました。


子どもたちに楽しみながらお仕事体験してもらえて、
ワークショップをしたかいがあったな~としみじみ。

「転写シールワークショップ」は定期的に開催しています。
過去のワークショップの様子は#みんなの飾り皿でInstagramに投稿しているのでご覧ください!
マルヒロオンラインストアや、インスタグラムなどで告知していますので
近くで開催する際は、ぜひぜひ遊びに来てくださいね!

Text by:小柳

400年続く焼き物の町、長崎県波佐見町を拠点に、有限会社マルヒロが運営するカルチャーメディアです。 波佐見町のひと・こと・長崎についてなど、マルヒロから広がるつながりを、ときにまじめに、ときにゆるくお伝えしていきます。私たちを取り巻く日常を一緒に歩いてみませんか?