人の口には戸が立たぬ
先日、私が病気になってから初めてみえたお客さん
そのお客さん、職場が変わったので久しぶりの来店でした
入ってみえるなり
もっと大変なことになってるかと思った!
確かに癌と聞けば想像力が膨らむのも無理はないと思うけど…
ほとんどの人がオブラートに包んで優しく聞いてくれるんだけど、時々 ハッキリバッサリと物申す人がいるのも確かだ
それだけなら私も気にしなかったんだけど
別れた旦那の義兄夫婦が介護施設でお世話になっていて、そのお客さんは義兄夫婦の担当だった
私も旦那と別れているとはいえ、30年も義理の妹だったから様子を聞いた
別れた旦那じゃ長いから、〝もとだん〟と略したら〝がんたん〟になって1人で笑った
でも簡単なので、これからは元旦でいくことにする(笑)
後日、元旦が妹に私の様子を聞いてきた
妹は元旦に直接会って説明すると約束して、私に連絡してきた
言うか普通?と嫌な気持ちになったけど、言っちゃう人もいるんだよね
妹には大腸がんってことだけ伝えてもらうように頼んだ
口止めしておかないと妹も軽いから言っちゃう可能性大なのだ
そして、元旦に世話になるつもりは一切無いからほっといて欲しいと頼んだ
その結果報告の電話が何回かあったけど聞きたくなかったから、抗がん剤の副作用で辛かったことを理由にして出なかった
妹よごめん
お客さんが義兄夫婦に喋っちゃったことも、元旦の耳に入ったことも、仕方ないことだし…と気持ちが落ち着いてきた頃、私のスマホに元旦から着信
もちろん出ません
何も話すことはありませんし、世話になるつもりは一切ないから
↑本日2回目
妹に頼んだのに私に電話してくるなんて!と思って妹に電話してみた
お姉ちゃんのことは、そっとしといてやって!と言ってくれてた
そこまでは良かった
その続きが
もしお姉ちゃんがもうダメってなった時は連絡するからって
ステージⅣで余命宣告もされてるけど、人から言われるのは…しかも身内から言われるのはいい気はしない
先日、調剤薬局の薬剤師の先生に言われたように、健康な人には何でもない言葉でも傷つくんだなって
いつなんだろう?って余命宣告されてても見えない寿命を肩に担いで生きてくのって、やっぱり健康な人には分からないんだろうな
怖いけど不安だけど頑張りますよ
母の面倒もみたいし、子供たちに情けない姿は見せたくないからね!
写真は温泉たまご入りお味噌汁
今朝はカブラのお味噌汁でした
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