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【不登校問題】臨床心理士の先生に、私の不安な気持ちを聞いてもらった。

4月とはうってかわって、テンションダダ下がりで学校へ行かなくなってしまった娘をみて、私もメンタルがどんどんヤバくなっていきました。
これはヤバい、専門家に話を聞いてもらいたい、と思いましたが、スクールカウンセラーの先生との面談はすぐにできません。
そこで以前相談に乗ってもらった行政の相談窓口へ思い切って電話をしてみました。

すぐに会ってくれるとのことで、もう藁にも縋る思いで相談窓口へ。

この方と会うのは今年の1月ぶり。
それから、中学校へも事前に相談し、おひとり卒業式を終え、ルンルンで入学式に参加し、4月は順調に通う一通りの話は「すごいですねぇ~!」とリアクションしてくれました。

そう、そうなんですが、今月が…。
特に私が最近バカみたいにモヤモヤし心配していたことは、
✓宿題とかをやらずにいたら、学校へ行かなくなってしまうのではないか(だから一緒にやろう!とかやたら声かけて世話を焼いてしまっていた。こんなかたちで勉強したところで、何も身につかないし全く意味がないことも分かっているのに、学校へ行ってほしくて、言ってしまっていた)
✓生活委員とか手を挙げてやっているのに、結局休んでしまって全然やれていない(クラスで担当は男子1人と、女子はうちの娘1人。当然うちの娘がその役割を果たさなければ、誰かがしなければいけなくなってしまい迷惑をかけることの心配)
✓体育や体育祭をずーっと見学するなんてアリ?(そんなことが許されるのであろうか。どうしたらいいんだろう)
✓あと、そんな娘の状況でクラスの子達に迷惑をかけてしまうこともとても心配してしまう(そうなったらそうなったでそれは仕方のないことなんだけど、私が娘に対して共依存の状況になってしまって、まるで自分が傷つくような気持ちになってしまっている)

といった、超目先のことにどうしても囚われてしまい、そんなことは意味がないと分かっていても、気持ちが焦ってどうしようもなくなってしまっていた私。

それに対し先生は優しくアドバイスをしてくれました。
「まだまだMちゃんはリハビリ期間。負担となっていることは省いてあげていいですよ。体育や体育祭も見学にしてもらって、クラスの子達には病気だとか説明してもらうことも学校は配慮してくれるはずです。負担になっていることは配慮して問題ないです。あとはできないことの線引きができるようになるといいですね。委員とか張り切って手を挙げてしまったけど、できない時は辞退するとか。やる気があったことは事実なんだけど、それが重荷になってしまってはいけないので。あと子ども達は意外とあっさりしていますよ、休んでいる子のことも。大丈夫です。」

そっか、見学とか学校は対応してくれるんだ。
クラスの子達にも上手く説明してくれたりするんだね。
それが分かって少しほっとしました。
不登校も市民権のある令和の時代。私の昭和と違って周りの子のこともそこまで気にしなくても大丈夫なのか。

娘の問題なのに、まるで自分のことのようにアレコレ考えすぎて、先回りして対処しようとしていた私。
ご飯やお風呂、歯磨き、着替え、宿題、学校の準備、目覚ましなどなど。
中学校へ行けるようになってから、それが止まってしまわないように、世話を焼きすぎました。私がただ、安心したいために。

自分の未熟さを痛感し、この共依存な状態を改善するため今更ながら「7つの習慣」も読み始めました。
そして、学校の先生には、体育と体育祭の見学のこと、協力してもらいたいと伝えてみました。先生は「全然大丈夫です、協力しますよ!」と言ってくれて、義務教育の温かさにも触れました。

不登校児の親。
辛いですよね。悩みますよね。勝手に涙も出てくるし、少しでも子どもが元気になると嬉しくなって調子にのって、でもそれも長続きはしなくてちょっとしたことで浮き沈みがあって。

正直、この母という役割を投げ出したら、どんなに楽だろうかと思うこともありますが、でも、投げ出した方が絶対に苦しくなることも分かるので、向き合います。そして、苦しい時はこの日のように専門家の方に頼って、話を聞いてもらいます。

つづく。

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