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【不登校問題】中学、初めてのスクールカウンセラーの先生との面談に泣く。

4月27日のこと。
中学に進学し順調に楽しく学校生活を過ごしていた不登校娘ちゃん。

そんな娘が頼もしく嬉しかった私ですが、一方、急に学校へ行く生活になり、それを継続してほしいと願ってしまう私は、毎日娘のご機嫌を伺い「今日は大丈夫?明日は?」と日々緊張感を持つ生活に疲れも。
また、時々の「休みたい」宣言に、母としてどう対応することが望ましいのか、休みたいは休ませればいいと理解はしているものの、変に期待してしまう生活を過ごしているとこの「休みたい宣言」に動揺し、昼頃までメンタルが回復しない私の未熟さも受け止めてほしく、中学校のスクールカウンセラーの先生と私との面談をお願いしました。

我が娘が通う中学校は地元の公立中学。市内でもトップの学生数で新1年生も280名、8クラス。スクールカウンセラーの先生も男性女性1人ずつ、2名体制。何となく話がしやすそうな女性の先生と面談を。

はじめましてなので、小学校時代の不登校状況、娘の性格、中学校での生活などなど一通り説明。
私が今悩んでいることもお話しました。
やはり、娘のことを話しだすと涙が出てきてしまう。
そんな私を「お母さん、本当によく頑張りましたね」と励ましてくれるもんだから、さらに涙が溢れる状況。

先生から「〇ちゃんの好きなことは何ですか?」との問いかけにも、娘は好きで得意なことがたくさんあるのでそれもお話できて、娘が応募したえほん大賞の作品や小学校の卒業文集もおみせしました。

そんな娘の様子を聞いた先生から、
「お母さん、〇ちゃんは大丈夫です。自分でちゃんと決断できています。もしGW明けに学校へ行くことができなくなったり、また不登校になったとしても〇ちゃんは大丈夫。ちゃんと自分を持って生きていくことができる子です。お母さん、大丈夫ですよ。全然大丈夫。」

「人間は誰でも悩みを持って生きています。例えば中学生なら勉強のこと、友人関係、部活、家庭など、みんな悩みはあります。ただ、不登校になってしまった子達は、コップの自信の水が他の子と比較して足りていない状態なんですね。だから、すごく些細な出来事でもその悩みが水面に出てきてしまって苦しくなるんです。水がコップいっぱいにある子達は同じ悩みでも許容できるんです。だからこんなことで…と思う出来事も、不登校の子達にとっては本当に苦しいことであり、事実なんです。イジメなど突出した悩みの場合は、これはその悩みを解決する方法を取らなければなりませんが。でもお母さんは一生懸命コップの水を増やす努力をしていますよね。〇ちゃんにとってはまだまだリハビリ期間。いっぱいになったコップの水もすぐに減ってしまいます。だから今のまましっかり見守ってあげれば大丈夫。週に1度ぐらいの休みは〇ちゃんにもお母さんにも許してあげていいです。許す、と〇ちゃんに伝えてあげてもいいぐらいですよ。」
と助言してもらいました。

本当にこの温かい言葉たちに私は救われました。
そっか。娘はちゃんと「休む」とか「いやだ」とかはっきり言えているし、家は居心地よくゆっくり休める場所であるんだな、リハビリ期間だ、温かく見守り娘もそして私も許していこう、と思うことができました。

有難い。
スクールカウンセラーの先生との面談ができるこの環境は本当に有難い。

そしてこの日の午後は、担任の先生との個別懇談もありました。

つづく。

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