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AIで作曲実験

実は、今年の2月頃にChatGPTで曲を作る実験を行っていました。
そもそものきっかけは、ChatGPTでコーディングできるのなら、コーディングで動くアプリだったら何でも行けるんじゃね?という思いつきです。

ChatGPTによる実験

2月頃はまだ無料版のChatGPTを使っていたので、GPT-3.5のバージョンで制作したものになります。

まぁ、聞けなくはない感じです。ただ、26秒のループなので、曲というものには程遠いかと。できれば、3分ぐらいで1曲できました!みたいにしたいと欲が出てきました。

作り方を考えてみた

曖昧な指示を出すと、それが曖昧になって返ってくるので、プロンプトを正確にする必要があります。以下は試したことの一覧です

  • 英語で書いてみた
    ・・・制度は日本語でも英語では差はありませんでした

  • 事前に役割を定義した
    ・・・ハイとはいうけど、実感できる性能は発揮されませんでした

  • パートごとに作成を指示した
    ・・・ビート、ベース、メロディーとそれぞれ別々に作成したところ、複雑な指示にもちゃんと対応してくれた

  • プラグインを入れてみた
    ・・・Metaphorというプラグインを入れると、抽象的な説明でもある程度のものを返してくれた

その他に、音色を変えてみたりすることで、少しは良さそうなビートが刻めるようになってきました。

でも、短いコードしかかけない・・・

Sonic Piの特性上、コードが短くなってしまうのは仕方ないです。プログラムは短ければ短いほうが良いとされていますし。

ちなみに、ちゃんと曲を書こうとすれば8000行を超えることもあるようです。

本来のSonic Piに使い方は、ライブコーディング以下の動画のような感じで使うアプリケーションなので、曲作りには向いていないのでしょうか?

結論としては、曲を自動的生成してくれるAIのようには使えません。

音楽作りたいなら、専用の生成AIが使える

生成系AIは文章だけでなく、音楽分野でもあります。むしろ、そっちを使ったほうがやりたいことがかなり高いレベルで可能です。

ちなみに音楽生成系AIで作成した曲です。

曲としてのクオリティがやばいです。20年前に波形ソフトで作曲していた事があったので、今の進化に驚きです。ゲインやFXをいじるだけで十分。

波形音楽ソフトはAppleのGarageBandとか、Logic、プロユースではCubaseとかが有名かと思います。しかし、昔使っていたのはACIDというソフトでした。

今もACIDはあるのですが、その派生ソフトとしてMusic MakerというソフトでAIによる自動生成が可能です。

20年前はACID 3とかのバージョンだったので、今でもサービスが続いていることに感慨深いものがあります。

Music Makerで生成した楽曲は元になった音源によってライセンスが異なるようです。商用利用には元になる音源をLoyalty Freeにしなければなりません。商用利用にはにはプロモーションや会社のYoutubeチャンネルでの利用を含みます。

付属の音源もあるので、すぐにでも利用可能です。しかし、注意が必要です。
SoundCloudにアップして聞くだけなら、問題ありませんが、これを使ってYoutubeを作って収益を得たり、プロモーションで使ったりするとNGです。


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