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年収1,000万円を稼ぐには?

国税庁の令和3年分「民間給与実態統計調査」によると、年収1,000万円以上の割合は、給与所得者全体の4.9%です。
つまり、100人に4人程度が、年収1,000万円以上を稼いでいます。

年収1,000万円以上の仕事の内容について、転職サイトを見てください。
特にハイクラス人材というジャンルの転職情報には、年収1,000万円の案件が多数あります。

年収1,000万円以上の仕事内容は、IT技術職か、大手企業や上場企業の管理職及び経営幹部が多いです。

このクラスであれば、年収1,000万円はザラです。

転職サイトを見ればいくらでも見つかります。

ただ、それだけの力量のある人材がどの程度いるのか?

普通の年収はどのくらい?

少なくとも、マネジメントレベルや技術レベル及び経験を視野に入れて募集をかけるため、少なくとも20代はありえません。

20代で年収1,000万円という人はいるかも知れませんが、それは、その会社の平均年収が高いか、労務管理がおかしいのだと思います。

ちなみに、日本の20代男性の年収中央値は、令和3年「民間給与実態統計調査」によると、226万円です。

20代の平均年収は約320万円ですが、中央値は221万円と、平均よりも低くなっています。これは、20代は社会人経験が浅いため、年収の差が大きく、中央値が平均値よりも下がる傾向にあるためです。

30代でも年収1,000万円は怪しいですね。30代後半になれば、十分に可能性はありますが。

日本の30代男性の年収中央値は、令和3年「民間給与実態統計調査」によると、291万円です。

30代の平均年収は約431万円ですが、中央値は291万円と、平均よりも低くなっています。これは、30代は社会人経験が10年程度となり、年収の差が縮まってきているものの、まだ大きな差が残っているためです。

どちらの場合も中央値が200万円台ということもあり、ほとんどの人が年収1,000万円の1/5~1/4ぐらいしか収入がないのが現実です。

本命は40代

実際、年収が最も高まるのは40代です。50をすぎると、役職定年などもあり、年収が下がって行くのです。

40代は、最も稼げる世代でもありますが、それまでのキャリアや経験値が金になる年代とも言えます。

20代、30代の仕事への取り組み方や考え方、そして結果などが40代の収入に大きく影響します。

ちなみに、最近40代に関する本がいくつかることに気づきました。

年収1,000万円稼ぎたかったら・・・

仕事で年収1,000万円稼ぎたかったら、しっかりとした実績を作ることです。そして、大きな企業や外資系での経験が重要です。上手く転職できれば30代でも十分1,000万円を超えられますし、20代後半でも十分狙える額です。
ただし、能力を証明するだけの実績は必ず必要です。

あとは、ビジネスを立ち上げることです。これなら、20代でも10代でも年齢差は関係ありません。上手くやれれば良いだけです。未経験でも稼げるのが起業です。しかし、稼げるようになるまで大変です。もしかすると完全に無休で働き続ける必要もあります。成功しないかもしれません。
そうした、リスクを取った人だけが若くして成功者になれます。

もう一つの方法としては、投資です。
これも、年齢はさほど関係ありません。ただし、年収という考え方ではなく、資産という考え方のほうが正しいです。年収0円で、資産30億とかという人もいます。
ちょっと、話が変わってくるので、あまり深掘りしませんが。

リスクを取るか、積み上げていくか?

結局は、リスクを取るか、積み上げていくかしか無いのです。積み上げていくケースでは、社会人になってから積み上げていく場合と、社会人になる前にしっかりと積み上げる場合があります。

社会人になる前に積み上げる方法は、ズバリ勉強です。一流大学と言われるところに入学して、卒業する。そのための積み上げです。10歳からでも出来ます。もっと早いと5歳とか6歳とか。ただし、これは親の経済力によるところもあるため、金持ちの子供に生まれられなかったら、諦めたほうがいいです。勉強の才能があれば別ですが。

社会人になって積み上げていくケースは、仕事で実績を積み上げます。こちらの方は、そこそこ勉強ができる人向きです。そこそこの大学を出ていれば、そこそこの会社に入れます。その中で、トップを目指します。すると、実績と成果が生まれ、それが給与に反映してきます。
給与に不満があれば、実績を引っ提げて転職すればよいのです。実績が出せる人の市場価値は高いです。

全く勉強ができない、もしくは、家庭環境が恵まれなかった。そういう人は、起業したほうがいいです。社長は学歴も年齢も国籍も関係ありません
税務署に届け出を出すだけで、誰でもなれます。それが会社法というものです。
いい大学出ないと社長になれないという話を聞いたことは無いと思います。
大事なのは、気持ちです。成功するという気持ちだけです。そのためには、何でもするという覚悟も必要です。それがあれば、お金や経験などなくても大丈夫です。本気で、死ぬ気で頑張っている人は、誰からが助けてくれます。

4つ目は、投資です。元金をなんとしても貯めなければなりません。少なくとも50万円。最低100万円はあったほうがいいです。そして、しっかりと投資の勉強をするべきです。何も勉強せずにいきなり投資し始めるのは、ギャンブルです。投資はギャンブルだという人の殆どは、投資のことを何も知らずに手を出す人たちです。
最近では、少ない金額でも投資をすることが出来るようにあり、スマホでも簡単に買える時代になったので、本当に便利だと思います。
また、投資は元本割れのリスクもあるため、許容できるかどうかなども試されます。一番リスクはあると思います。

1,000万円稼ぐ方法を4つ紹介しましたが、前半の2つは積み上げて行くもの、後半の2つは、リスクを伴うものです。

これらを一つだけやっても良いのですが、複数を絡めて行くことによって、稼ぐスピードはより加速します。例えば、学業を積み上げて20代で良いスタートを切れ、余剰資金があるのであれば、投資をすればよいです。または、ためたお金で起業しても良いかもしれません。

起業し、収入が安定した後で、投資という手もあります。もしくは、2つ目の会社を立ち上げるとかでも良いと思います。2つの会社から収入が得られれば、キャッシュポイントは2つになるわけですから。

稼ぐ力とは、発想力だと思います。面白い発想ができれば、より多くのものを得られる可能性も高いのです。




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