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脳出血発症の瞬間【2】

2021.7.27で脳出血発症してから2年の月日が経ちました。
まさか、脳出血するとは全く思っていなかったので、その時の事を、お話ししたいと思います。私は、音楽で30年間仕事をしてきましたが、その1つとして、60'~90'年代の洋楽カバー専門のライブハウスで歌う仕事もしてきました。
これは、その時の様子です。失語症のリハビリのために、前に書き留めていた文章をそのまま載せています。

脳出血発症の瞬間【2】

マネージャーに救急車を呼んで欲しいと伝えてから、待っている間、確実に何か変なのは、
脳に何か異変があったのではと思いましたが、
頭痛とか吐き気とかは一切無く、でも、次に来る状態は何かな?と思っていたので、不安感でいっぱいになり、とりあえず横になった方が良いと自分で判断して、床に寝そべりました。
この時は、私の歌の生徒や同級生たちも来てくれていたので、心配した同級生が、私を起こそうと何回かするのですが、私は、脳に何かあったら無理矢理起こさない方が良いと聞いていましたので、
必死に抵抗して『起こさないで❗️』と言おうとしたけれど、言えませんでした。
その時、言えないことが『失語症』のせいだとは夢にも思っていませんでした。
ステージはまだ始まったばかりだったので、お客様は、ほとんどこの事態を知らなかったと思います。 
生徒に楽屋にある私の衣装とか、化粧道具とか、持ってきたスーツケースを、ライブハウスの入り口に持ってきてもらい救急車の到着を待っていました。


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