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パニック障害になったとき

私は今30歳です。
16歳の時、授業中に突然息苦しくなってしまいました。
家も居づらく、中学の時はいじめ。
高校はとても楽しい環境でした。
友人にもめぐまれて勉強も楽しく、中学の辛い時を忘れやり直せると思っていました。
高校からは"ひょうきん"に振る舞うように務めていました。
生真面目な部分は元々の性格の為、ひょうきんを装いながら授業はちゃんと聞き勉強は家でずっとしていました。
テストで良い成績を取ると小さな賞状をもらえ、あるとき学年代表で賞状をもらいました。
私は家で勉強してるし頑張った💪くらいにしか感じませんでした。
しかし、中には学校にいる時も勉強したり普段の生活も品行方正な子がいます。
賞状をもらったあとその子に
「いつもヘラヘラしてるのにすごいね。」
と言われました。
その場では笑っていましたがずっとしこりにはなっていました。
それから数週間後、授業中息苦しくなり心臓がバクバクし始めました。
しばらくすると落ち着くし、毎授業なるわけじゃないので誰にも相談しませんでした。
しかし、なる時はなるしなったらどうしようと思ったら学校に行けても授業に出れなくなってしまいました。
保健室で勉強しながら、休み時間は友人が来てくれて学校自体苦痛に感じることはありませんでした。
しかし、なぜ授業中苦しくなるのか?
当時はみんななんでだろうね?という感じでした。
スクールカウンセラーと話す機会を作ってもらい話すと心療内科を紹介され、そこにいくと"自律神経失調症"と言われ薬を出されました。
薬を飲んでも眠くなるし気持ち悪いしより辛くしんどく元気もなくなっていきました。
両親が心配し評判の良い心療内科に連れて行ってくれました。
そこではじめて"パニック障害"と診断され、毎日飲む薬と頓服薬をもらいました。
しばらくは保健室で勉強しながら、苦しくなりそうな感じがしたら頓服を飲み病気と付き合って行く練習しました。
徐々に授業にも戻れるようになりましたが、パニック障害という病名を受け入れられず母に当たったりしていました。
年々慣れていき、大学入る頃には通院はしてもほとんど頓服薬は飲まずに大学生活を楽しんですごせました。
今も電車乗る時が要注意ですが、それ以外はほとんどパニック障害は悪さはせずいてくれます。
ソラナックスという薬にだいぶ助けられ今もお守りとして持ち歩いてるくすりです。

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