夢の話

こんな夢を見た。

こんな書き出しから始めてはみたものの、別に私は夢十夜を読んだことがあるわけではないから、文体なんて真似ることは出来ないので普通に書こうと思う。

これは、私が今週の火曜日だか水曜日だかに見た夢の話だ。

私は、とあるアイドルのイベントに参加している。聞き覚えのあるOvertureとともにそのアイドルたちは出てくる。
私は、いつものように手拍子をしながら歌を聞く。いつも通りリップシンクでもしていたかもしれない。その中で一番好きなメンバーのことを当然のごとく目で追っている。

普通に、数曲が終わり、MCの時間になる。
そこで、普段と様子が違うことに気づかされる。1人のメンバー(私がその中で一番好きなメンバーだ)が口を開き、話し始めるのだがその立ち位置が少しおかしい。
他のメンバーは、話し始めたメンバーの後ろに立ち、そのメンバーだけがセンターに立っている。
そのメンバーの口から次に出る言葉に私は1人驚かされる。
「本日は私の一周忌にお集まりいただきありがとうございます」
そう、そのメンバーが話し始めるではないか。

周りのオタク、後ろに立つメンバーたちも少しすすり泣くような声が聞こえる。
私も、その中に混じって普通にその言葉を受け入れている。

このイベントに関する説明を、1年前に亡くなっているらしいそのメンバーが続けるのだが、AIがどうとか、最新技術がどうとか話をしている。
どうやら、その子は一年前に病で亡くなったようで、最新技術(どんな技術かの詳細はよくわからん)によって、一周忌イベントとしてその子がその場にいるかのような状態でライブができるようにしたということらしい。

で、まぁそこからもまた数曲のライブがあり、スタッフから次の流れが告げられる。
「これから、握手会を行います」と。
どうやら、その亡くなったメンバーの幻影のような存在と接触ができるらしい。
それを聞いて握手の列に並び始めた私。
そして、荷物を置き、会話を始める。
握手をしたかどうかは覚えていない。が、会話は普通にしていたように思う。
「なんか生きてるみたいだね」
「でしょ?すごくない?」
とか話したような気がする(ふざけた会話だ)
そして、剥がされた瞬間。目が覚めた。

亡くなってしまったアイドルの幻影との"握手会"という謎のイベント。

こんな夢を見るのは、私の精神状態がどうだからだとか、こういったイベントがそのうち行われるかもしれませんねとかいう話をしたいわけではない。
ただ、こんな夢を見たからオタ活の記録として書き残したかっただけ。

それだけのことなので、これを読んでも皆さん何も心配しないでください。
私は元気です。

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