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霊能者が語る 妻とのあの世日記 第165回 「死者は明るい未来を示してくれないのか?」

「先日、お客さんがカートに本来は載せて無い商品を購入しててびっくりしたんやがね、あれは妻の仕業なのかね?」
「直接打ち込んだわけじゃ無いけど仕業といえば仕業なのかも」
「そもそも、あれは2021年の1月くらいに、全ての天然石の販売を停止した時にカートから消してしまって、データだけが保存されてる状態だったんだよね。それが、突如その方が買い物する時に姿を現して、その方がたまたま購入するという流れになってたのが面白いなと思って」
「必然よ、助けを求めてると私にも聞こえるから」
「そうなると、そのお客さんが助けを求めた声に従って、必要なメッセージとなりそうなものを持ってきたってことかいな」
「そうね」
「それ、もっとわかりやすく普通に夫にもしてほしいことやがね」
「あなたは自分でなんとかするでしょ」
「そういう問題では無い気がするけど。
で、その石はその方にとって必要なメッセージが込められていた、と捉えていいんやね?」
「私の持ってる石で一番ぴったりなのがあれかなって思って」
「確かに内容読んでみると、その人にものすごく適した内容だったけどね。
あとは化石とかも上がってたけど、あれは僕とかについても関係するものを選んできたのかね?」
「最近天然石の販売積極的にして無いじゃ無い。来年からもっと力を入れて欲しいと思うからアンモナイト入れておいたのよ」
「運気が上がるアイテムとかではなくて」
「化石とか趣味の人しか買わないでしょう」

ここで解説。
お客様の前に現れた石は「ピンクトルマリン」の原石。
もう一つは「アンモナイトの化石」のこの二つが、僕が何もしてないのに勝手にカートの上に上がっていたというものたち。
ピンクトルマリンを購入された方は、その直前に結婚や恋愛に対しての不安を強く感じた出来事があって、それでガイドメッセージのご注文と、天然石のご注文をいただいたとこなのですが。
その妻が石の説明に書いてた内容が、パワーストーンとしては愛情とか恋愛とかにもっと前向きに動いていいのです、的なものでしたので。
客観的に見て、その方に適した内容のものだなぁと思ったのですが。
もう一つ、アンモナイトの化石、が上がってたので、これについてはよくわからなかったので、アンモナイトのファイアオパールっぽくなった化石をカートの商品に並べたくらいですけど。

「んで、このアンモナイトの意味は何かね」
「もっと趣味に走った方がいいわよってことよ」
「仕事で趣味に走ると人が逃げていきそうやが」
「あなたの好きが仕事の元になってるでしょ。石でも売る時はあなたの興味が向いたのを出していくといいのよ」
「それで出してるアクアマリンの丸玉とか一個も売れてないがな」
「あなたの趣味だけでは売れない場合もあるわね」
「どっちやねん」
「あなたの好きなものって、本来何かもう一回考えてみたら?」
「化石を売れという話では無いのか」
「そういう、マニアな方向で考えてみたらってこと。今だってお金になる内容を考えるとかそっちでしょ」
「客が来ないと猫の餌も買えんがね。来年はどうしたものかと毎年考えるが。明るい未来はいつも未定って感じするよね」
「スピリチュアルしてる人がそれ言ったらダメじゃない」
「今は明るく気持ちよく、を続けていけば未来は明るいの連続になるのはわかるけど、未来が明るいことを確定させるものは無いよね」
「今を明るくすることが未来も明るくなることに確定するんじゃ?」
「今を明るくしてる時点では未来が明るいことは未確定だがね」
「何が言いたいの」
「明るい未来をみなが求めてるけど、死者はそれを導くことを積極的にしてると思えないがね、ってことが言いたい」
「なんで死んでから面倒なことしないといけないのよ」
「生き残った人に対して、多少手助けしているのはわかるけど、もっとこう、明るい未来みたいなのを示していく作戦とかやらんの?」
「それやって、違ったら怒るじゃない」
「何それ、明るく無い未来が待ち構えてるみたいで嫌じゃん」
「私が考えるのと、あなたが考えるのと。生きてる人の欲求と死者の望みと、結構ズレがあるから直前でチラチラ見せていく方がいいのよ」
「で、今回はネットにアクセスしたんかね。
その霊的にインターネットにアクセスする方法とかあるなら教えて欲しいがね」

ということで次回に続きます。

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