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【noterさんに会った話②】うどん県へようこそ。

四月、うどん県へやってきたnoterさんがいらっしゃいます。

うどん県に遊びに来てくれたのは、
noteで知り合って以前から仲良くしてくださっているコーディーさん。

コーディーさんは、東京で銭湯を経営している青年なのですが、
私が、コーディーさんの銭湯に行ってみたい言うて一年くらい経ったかな。
コーディーさんの方から香川にやってきてくれました(笑)

香川のお友達に会うということで、
香川に滞在するうちの一日をいただいたんやけど、やっぱ、いくらnoteでコメント交わしとっても、はじめましては緊張する。
しかも、十歳年下の若者。
田舎のおばちゃんと香川観光。
どんなんよ(笑)

ってことで、香川の真ん中あたりの中讃を観光してまいりました。
お時間のある方はゆるりとお付き合いくださいませ。

***

コーディーさんと最初に行ったのは、
坂出にある八十場やそばのところてん。
江戸時代から続く老舗の『清水屋』さんです。
胡麻だれや酢醤油、黒蜜などの種類があるけん(きなこもあったはず)
お好みに合わせて食べられると思います。
清水屋さんのすぐそばには、
八十場の霊泉と呼ばれる小さな池があるんやけど………ってこの記事を書っきょって気付いた。
コーディーさんにさ、古から伝わる八十場の霊泉の話をするん忘れとったわ(……このときはまだ緊張しとったんよ汗)
ただただところてんを美味しくいただいちゃいましたね。

こちらは、コーディーさんが頼んだポン酢。
ちゅるんってかんじがいい感じ(笑)

二人でところてんを食べてから、白峯寺へ。
白峯寺には、四国で唯一の御陵があって。
その御陵に眠っとるんが崇徳上皇なんやけど、八十場の霊泉に遺体を浸からせて腐敗を防いだっていう言い伝えがあるんよね(平安時代のお話です)
……うん。
きちんと説明しとったらよかったよねぇ。
八十場と白峯寺は繋がっとるんよー(今更やな笑)
ほんで、コーディーさんの直感で白峯寺の近くにある根香寺ねごろじに行ってみた。
私は久方ぶり(約15年ぶりくらい?)に根香寺へやってきたんやけど、
新緑と木々の陰影が綺麗すぎてやばかった。

木漏れ日と新緑の色合いが素敵。

根香寺も四国霊場のひとつ。
お遍路さんがすれ違うときに挨拶をしてくれるんやけど、
コーディーさんが丁寧に挨拶し返してたことに、最近の若者はしっかりしとるなぁって隣で感心しておりました。
私よりも丁寧やったけんね(私が雑なだけか笑)

根香寺を出発したのちに、私が運転しながら、
『悪いんやけど、あめちゃん取ってくれんの』って言うたら、コーディーさんに『あめちゃん……』と苦笑された(笑)
飴のことを『あめちゃん』っていうんは、関西方面だけなんか……。
しかも、観光の最後の方なんか車の乗り降りに『よっこいしょ』とか言うてしまうし、初対面の人やのにおばちゃん丸出しです。
もう……中身がおばちゃんっていうかおっさんやけん隠しきれんわ(笑)

後で思い出したんやけど、
過去に『あめちゃん……』と笑われたことがあったけん香川では『あめちゃん』という人は少ないかもやね(汗)

そんなこんなで、次はこんぴらさんへ。
こんぴらさんの参道785段の階段を上り切り、景色を堪能しました。

こんぴらさんからの景色。
気持ちの良い晴天でした。
奥に見える山は、讃岐富士と呼ばれる飯野山。

晩御飯まで時間があったので、
急遽、丸亀城に車を走らせました。
丸亀城のきつい坂道を登り、
日本一高い石垣をご案内。(※石垣の総高が日本一です)
『扇の勾配』と呼ばれる曲線が綺麗な石垣なんやけど、
石垣の写真を撮り忘れた。
こんぴらさんの階段を上り下りしている私の足はパンパンでそれどころじゃなかった(笑)
若者の足は余裕でしたねぇ……。

丸亀城前にある丸亀市民ひろばに植えられた八重桜が満開っぽかったので、コーディーさんについてきてもらって撮影。
お花が好きな私はついつい撮影に夢中になってしまいました(……反省)

可愛すぎたんやて。

このころんころんとした八重桜は牡丹桜とも呼ばれるそうで。
ソメイヨシノとは違った美しさ、可愛らしさがあって、……もう癒された。
青空に、八重桜の色が映えて最高でした。

そして香川県名物である骨付き鳥の『一鶴いっかく』でご飯を食べて観光は終わったのですが。

ここまで読んでくれたみなさまはお気付きだろうか……。

うどん県で有名な香川に遊びに来てくれたコーディーさんがうどんを食べていないことを。

はい。

コーディーさんは、
うどん県に遊びに来たのにうどんを食べずに帰りました(笑)

DMでやりとりをしているときに、
私が『ところてんは行こうな』と言ったから
気をつかってくれたのでしょうか。

ところてんは、何気にお腹がいっぱいになるのです。
そして、中途半端な時間にお腹が空いてしまったのです。

ほんま、ごめん(笑)
『逆にいいんじゃないですか』
って言ってくれたコーディーさんの優しさに救われました。
ありがとうね。

コーディーさんと実際に会って話しよって思ったけど、
やっぱり、記事にはその人の色がでとるんやなぁって改めて思う。

コーディーさんの人柄は、
noteの記事そのまんま。
世界一周してるし、
いろんなこと経験してて、
私の知らん世界の話を聞かせてくれた。
素直な方で、純粋さも感じる人。
あ、不器用さもバシバシ感じた(笑)
ほんで、自分の道を探してもがいとる。
ちょっと前の私にも似とって、
踏ん張りどころよなぁ、って共感できることが多い。

うん。
もうね、
答えは自分の中にあるけん、
コツコツと自分と向き合っていくしかないよね。
コーディーさん、苦手やろうけど(笑)
外側やなくて、内側がめっちゃ大事。
私もまだぶれぶれやけど、
これは実感しとるよ。

自分の中にある違和感(負の感情含む)とか、
今の現状とかと向き合って、
自分を信じて前に進むしかない。
心から変化を願うのなら。

コーディーさん、
自分が変化せんのちゃうかって言うてたけど、大丈夫やで。
年上の私が変化できよんやけん、
あなたにできないわけがない。
コーディーさんにならできる。

自信持ちまい。
あなたは、自分で思っとるよりいい子(笑)

ほんでもうひとつ。
コーディーさんは、
幼い頃の記憶をよう覚えとる。
幼い子ってほんまに純粋やん。
自分の気持ちに嘘をつかんからね。
幼い頃の記憶に、
意外と自分の根本にあるものが眠っとったりする。
人生の道しるべ的なものが見つかるはず。
たぶん、そんなに時間かけんでも
見つけられるんちゃうんかなって思うよ。
飽きずに深堀りしよったらね(笑)

自分の中にあるもんに気付いて腑に落ちたら
いろんなことが繋がって、
さらにおもろいことになるで。

と、まぁ、
ポンコツぶりを発揮した
香川県案内を挽回するために真面目に書いてみたわい(笑)

まじで、ポンコツすぎたんよねー。
お互いにその日の気分で行先決めようってことにはしとったけど、
神社仏閣ばっかりの案内になってしもたし(若者がいくようなとこちゃう笑)
こんぴらさんの駐車場で立っとるおっちゃんの言いよることが理解できんくて、コーディーさんに教えてもらったり。
コーディーさんに香川のこと聞かれても
『たぶん』とか
『~やと思うよ。知らんけど』とか曖昧な説明ばかり。
案内になっとらんがな(苦笑)

私は似非讃岐人ですねー。

とか思いつつ、
心の底から悪いと思っとらんっていう(がいな性格でました笑)
こんな自分も良きよき~(笑)

あ、【がいな】とは、強いという意味の讃岐弁です。

コーディーさん、
気が向いたらまた香川にきまい。
次こそはうどん屋さんリベンジや(笑)
かけでも、肉うどんでも、釜玉でも
好きなところ連れていくで。

ほんで、
また富久の湯さんに行くけんね。
待っちょってなー(……いつになることやら笑)

これにて、
ゆるーい、私の初の香川県案内は終了なり。


*最後まで読んでいただきありがとうございました*

以上、丸家れいでした。


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