老子 第41~50章

老子 第41~50章

吉成学人
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老子の第41章には、有名な故事成語「大器晩成」が出てきます。
実は、原文では格言の一部を抜粋しただけのもののようです。
老子によれば、「道」と云うのは笑われるようなものでないとならないと述べて、次のような格言を記します。

「明道は昧きが若く、進道は退くが若く、夷道は纇なるが若し。上徳は谷の若く、太白は辱れたるが若く、広徳は足らざるが若し。健徳は偸れるが若く、質真は渝るが若し。大方は偶無く、大器は晩生し、大音は声希かに、大象は形無し。」

だからこそ、道は広々として名付けようがなく、万物の生成をよく手助けして、うまく成し遂げさせるそうです。

最近、熱いですね。