老子 第31~40章

老子 第31~40章

吉成学人
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老子の文章はまるでなぞなぞのような書き方をしています。
ただ、あえて合理的に読もうとすると、「罠のような落とし穴からいかに逃げるか」と云うことを述べているようにも思えます。
例えば、31章の「夫れ兵は不詳の器なり」と述べ、「道を身につけた者は武器を使う立場に立たない」そうです。
理由は、「夫れ人を殺すを楽しむ者は、則ち以て志を天下に得可からず」と述べています。
老子からすれば、戦争のために武器を使うことにも危険性があると述べているのかもしれません。

最近、熱いですね。