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IBD患者の今宵の食卓第二十六卓

絹さやえんどうをそのまま太らせてグリーンピースとして食べることもできます。さやえんどう用の品種で作った豆ごはんは限られた人しか食べられない貴重な一品かもしれません。

つるあり赤花えんどう

さやえんどう用の品種を太らせたものはグリーンピース用品種に比べると実粒も小さく熱を加えた時の色も鳥のウグイスのような色(『うぐいす色』でなく)になってしまうのですが食感は柔らかく食味も甘く良いものです。

絹さやをそのまま太らせて

お品書き 5月26日(昼)
・豆ごはん
・玉子焼き
・じゃこおろし
・塩もみ春キャベツ
・もずくの味噌汁

何年かぶりに食べる豆ごはん

一時期借りている家庭菜園の全域広範にえんどうのウイルス病が広がりそれが2~3年続いた時期がありました。それから長い間えんどうの栽培はやめていたのですが、昨秋ふと思い立ってえんどうを蒔いたところこの春なかなか良い作柄になりました。

結構な量に

ゴールデンウイーク頃には絹さやとしても採って食べましたが、大半はグリーンピース用に残して収穫したのは5月25日です。

粒は小さめですが

この豆ごはんのレシピは以下のとおり
うるち米(普通の米)1と3/4合にグリーンピースは鞘を剥いて豆にした状態で3/4合(1合=180ml)、塩小さじ1と2/3、水加減はグリーピースを考慮しないでうるち米の米の量に合わせ電気炊飯器で普通炊き。
塩加減はすし飯が米3合に対して塩小さじ2であることを考えるとこのレシピは塩分多めのようですが、豆ごはんの場合塩以外に雑味がなく具材も豆だけというシンプルなものなので(私自身薄味好みなのにも拘らず)意外にこの位の量が食欲をそそります。ただこれに味の濃いおかずを合わせるならばこれより少なくてももちろん良いと思います。

昔のお弁当の定番でしたが

後片付けが面倒なのであまり作らないのですが甘みの効いた普通の玉子焼きは好きです。出汁や片栗粉を混ぜるレシピもありますが、私はシンプルに溶き玉子に砂糖と塩で味付けしてそのまま焼いています。

大根おろしを添えて

ちりめんじゃこは味にも価格にも開きのある食材です。最近は西友で買うことが多く、比較的安い割に食味は良好です。
大根おろしは2月までにすべて収穫した三浦大根をまだ使っています。泥付きのまま頭を落として新聞紙に包みポリ袋に密閉せず入れて冷蔵庫の野菜室で保管しておけばこの時期でも問題なく使えます。

香の物代わりに

春キャベツは塩もみして水にさらせば即席で漬物のような食感に仕上がります。火を通さないで食べる春キャベツはまた格別です。キャベツは私のところでは作っていなくて近所のスーパーで買ってきたものです。

定番もずくの味噌汁

いつの頃からか腸内細菌が海藻なしではいられないようで、毎日わかめともずく、最低でもそのどちらかを口にしています。日によってはその上に海苔やアオサまで食べています。貝類や烏賊、海老、小魚も多く食べますし、私の体内はすでに磯浜に似たような細菌叢になっているのかもしれません・・

今回は自家製シウマイのことを書こうと準備していたのですが、本日食べた豆ごはんが美味しく、感動のあるうちに書いたほうが新鮮なので予定変更しました。シウマイはまたの機会に―





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