IBD患者の今宵の食卓 第十六卓
魚屋さんの店頭にあったエボダイも開いてもらい自宅で干しました。これも要領はサヨリやキスと同じで塩水に漬けた後一昼夜天日干しします。空気は冷たくても晴天で空気が乾燥しているのでエボダイのような比較的身の厚い魚でも一昼夜あれば干物になります。
お品書き 2月13日(夕)
・煮奴
・野菜サラダ
・ハリイカ刺身
・エボダイ自家製干物
・自家製ローストビーフ
・三浦大根の漬物
・モズクの味噌汁
木綿豆腐は電子レンジで簡単に煮奴にできます。長くレンジにかけるとすができたり角の水分が飛んで黄色くなったりしてきますが絹のように形が崩れることはありません。調理する上ではこの辺は絹と木綿の大きな違いかもしれません。
ワカメは自宅で茹でた新ワカメ、アマニ油と青じそドレッシングで。
明石産のハリイカ、通販で買ったものの残りです。ゲソや耳の部分が多く胴体部分が少ないのが欠点と言えば欠点ですがこれの食感は大好きです。
ゲソや耳は中華の炒め物やスパゲティーの材料として使っています。
エボダイは500CCに塩大さじ2の塩水に30分程度漬けた後一昼夜天日干しします。とにかく塩味だけ自家製無添加のシンプルさが良い。そのまま焼くより干した方がより旨味が増します。
これも調味料は塩胡椒のみで仕上げています。ガスオーブン200℃で20分焼いた後扉を開けず15分程度蒸しています。
焼き過ぎてみたり、ローストビーフとしてはベリーレアになったり、失敗も多いのですが今回は写真映りよく仕上がりました。いかにも豪華そうに見えますが、おそらくこの量で上のエボダイとさほど材料費は変わらないように思います。
ちょっと長く漬けすぎてシャキシャキ感がなくなってしまいました。一夜干しと同じく一夜漬けで良かった。
素材だけはいっぱいあるのでまた作り直します。
とくにここ一年よくモズクを食べています。健康のためとかではなくただただ好きで食べ飽きません。「モズクは好きだけど沖縄モズクはそれほどでも」という人もいますが、私は沖縄モズクが好きです。
ただこれも恐らく冷凍の保存の仕方かと思いますが、確かに食感の良くない沖縄モズクというのもあって、そのメーカーのものは安くても買わないようにしています。
前にも書きましたが私の好みではなく株主優待で頂いたものを食べています。2月になってスキーに行って運動しているせいなのか、米自体が美味しいからなのか、食卓に並べてるもののうち、ご飯茶碗から先に空っぽになることが多くなりました。
お代わりはあまりしませんが、一日三食のうち二食米食という日も増えました(あるいはブランチと夕食の二食で二食とも米飯とか)。
ちなみに白飯の一食あたりの量は0.6合程度です。
この前の富山産にしても今の魚沼にしても美味しいお米の産地は今年記録的な大雪で、地元にお住みの方々はさぞかし難儀もされていることと思いますが、この雪解け水がまた秋の美味しいお米の滋養水になるのかと、恩恵だけ受けている私にはこの自然の恵みに感謝してやみません。
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