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IBD患者の今宵の食卓第二十四卓

釣りバカという位に釣りをするわけではありませんが、年に二~三度は一人で釣りにでかけることがあります。ゴールデンウィーク前、陽気の良さに誘われてニジマス釣りに行ってきました。
ヤマメやイワナもやっている管理釣り場なので当初そっち狙いだったのですが、受付の管理人のおじさんに「今日は三人やってまだ1尾も上がってないんでニジマスにしたほうがいいよ」と言われアドバイスに素直に従ったのが幸いして3時間ほどで10匹ほど釣り上げて帰ってきました。

今日ご紹介する献立は昼食なのですが、ニジマスは一夜干しにするとすこぶる美味しくなるということでご紹介します。

お品書き 5月1日(昼)
・ニジマス一夜干し
・冷奴
・生たらこ
・わかめの酢の物
・浅利の吸い物
・七夕漬け
・白飯(魚沼産こしひかり)

天日干しで一昼夜

ニジマスは新鮮なものをそのまま塩焼きにしてもたいへん美味な魚なのですが、一夜干ししたものはそれにも増して味が凝縮し美味しくなります。
そのままの塩焼きより干したものというと私が好んで作るものではキスとかサヨリがありますがニジマスもまたその一つです。干物というのは獲れすぎた時の保存食という役割もありますが、ニジマスの場合獲れすぎた時でなくても調理の仕方としてわざわざ干物にしたい魚です。

比較的身の厚い魚なので日陰で風干しにするより天日干しにして身の中にまでしっかり太陽の風味を含ませてあげれば最高です。

写真のものは釣り場で捌いて塩までしたのでそのまま干しましたが、そうでないものは海水の約倍の濃度=500㏄の水に対して食塩大さじ2の塩水に30分程度漬けた後干すと程よい塩加減になります。

ミョウガが癖になる

肌寒い日は煮奴も美味しいのですが、季節の良い時期は常温程度の冷奴が美味しく感じます。冷蔵庫に保存している豆腐を切って皿に盛りしばらく室内に置いて常温に近づけています。冷奴にはミョウガが絶妙

冷蔵庫には常時これが

実家の冷蔵庫にもよくたらこはありましたが、今でもたらこは常備食です。正月にしか食べないようなお宅では少し奇異な感じかもしれませんが・・
そのままでも良いですし、ユッケのように卵の黄身と混ぜても美味しくいただけます。

徳島産塩蔵わかめ

好みの分かれるところですが私は肉厚系のわかめより薄くてシャキシャキした感じのわかめが好きです。一般に三陸の方のものはモッチリ肉厚系が多く、三浦半島や瀬戸内海で穫れるものは薄くてシャキシャキ系が多いように思います。

静岡県産あさり

ゴールデンウィーク前後は潮干狩りの季節で、この季節の潮は大きく動く(干潮の時の浅瀬の面積が広くなる)からだと言われますが、あさりや蛤が美味しいのも間違いなくこの季節です。旬のものだと言えると思います。

七夕漬

株主優待でいただきました。仙台名物だそうです。見た目ちょっと福神漬にも似ていますがあまり甘味はありません、あっさりした美味しい漬物です。

魚沼産こしひかり

お米の袋はまた新しくなって、今度は魚沼産こしひかりです。やはりこれも株主優待品で自分で選んだものではありません。

ゴールデンウィーク明けて買い物に出かけて驚いたのは、なぜか玉ねぎの価格が高騰していること。普通の玉ねぎはあまりなくて、ほとんどが新玉ねぎなのですが、大きいものだと1個で150円~160円、1袋ではなく1個の値段です。玉ねぎがそれほど高いものだったという記憶はない(むしろ鶏卵のように物価の優等生)のですが、産地に何かあったのでしょうか?早く落ち着いてくれると良いのですが・・・













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