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IBD患者の今宵の食卓第二十一卓

これは前回二十卓の翌日の昼なのですが、きのこご飯を炊いてみました。おかずや吸い物は前日までの残りなのですが、全然違う感じの献立になりました。

きのこご飯が主役の献立

お品書き 4月6日(昼)
・きのこ(椎茸・生きくらげ・ぶなしめじ・平茸・あわび茸)ご飯
・サヨリの刺身
・三つ葉と豆腐の吸い物
・たくわん

春の椎茸は秋以上に美味

五種のきのこを使いました。長岡産コシヒカリ1合に対してもち米1合
五種のきのこはそれぞれパッケージの半分程度、薄口醤油大さじ2と2/3
味醂大さじ2、サヨリの骨からとった出汁と前日豚肉冷しゃぶを茹でた出汁で炊飯器の2合炊きの水の分量に合わせて菜種油を数滴たらす。その上にきのこ類を乗せて普通炊きもしくはおこげ炊きで、普通炊きにしても多少のおこげはできる(写真は普通炊きにしたもの)。
数滴の菜種油を垂らすだけで食感が極めて良くなり食が進みます。

切らずに3枚下ろしのままでも

前日の夜は糸造りだったので今度は3枚下ろしのまま手を加えずに頂きました。喉にひんやりした身が触れながら下にするする降りていくようなダイナミックな食感もまたサヨリの美味しい食べ方です。

初めて胃カメラの検査を受ける時、とても不安だったのですが、その時の看護士さんに『大丈夫よ、ちょっと太めのうどんが喉を通るようなものよ』と言われ、その時は半分そういう暗示にかかっていたのか、あまり苦痛に感じなく終わりました。が、次の時はそういうお言葉もなく、前回のつもりで気楽に受けたら今度は苦しくて苦しくて、それ以降胃カメラは苦手です(毎年受けますが)

サヨリの骨からとった出汁
とくにきのこご飯には合います

吸い物、たくわんも前日夜と同じです。

きのこご飯を炊くようにセットした以外にはほとんど何もしていないのですが、きのこご飯に前日の豚しゃぶの出汁を使うとか、流れの良いときはあまり苦労もせずいいリズムで次の献立次の献立と繋がっていきます。
これも何かコアになる魚介があってこそ(今回はサヨリ)で、最近はそういう素材がなかなか手に入らないことが多いのが悩むところです。





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