木霊言霊




”秋の夜の言葉九重木霊せり”



”言の波は満潮の刻に至り入り心の巌覆ひ濡らしむ”






昨夜は言葉に、それらが伝える想いの波に夢中になって潜んでは浮かんでいた。誰とも知らない人の言葉なのに深く胸に沁み入る波。普段心を動かさないようにしていると、心が動いた時、その揺れは九重の木霊となって響きやまない。





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