たかはし まゆ

書くのが好きだから、書いたら落ち着くから いろんなことを書き殴っちゃおうと思っています。

たかはし まゆ

書くのが好きだから、書いたら落ち着くから いろんなことを書き殴っちゃおうと思っています。

マガジン

  • エッセイ風連載小説

    エッセイ風の短編小説 繋げていきます

  • 空の向こうがわ

    #100日チャレンジ #小説 #連載 _____________________ これは、僕が彼女を 忘れないためだけに作った備忘録 どうか、残ってと願うことは罪じゃないはず _____________________

最近の記事

また新しく始める

尊敬するカメラマンさんに 撮っていただいた ありのままの写真を添えて 本年度は 妊娠、出産、初めての子育てを経験して 常に知らなかったことを知り続けるような そんな日々を過ごしました それでも変わらず 創作活動をしたり 表現活動を続けたり 縁遠くなっていた人たちと 再び縁を繋いだり そんな日々を過ごせるのは 周りの人たちのおかげで ……それでも心の病は 正常な思考を奪っていくのだろうと ビクビクしていましたが なんとか投薬もなく 本年度を終えられたこと そして新しい年度

    • 髪を切る

      「ヘアスタイル」を ガッツリ変える というのは、なかなか出来ないことだ。 人前に立つお仕事をしていると いろんな制約があったりして。 それでも タイミングを見て 新しい自分を、見てみたくなって 髪を切る、染める。 赤ちゃんとの生活は 思った以上に ずっと同じコミュティの中で 自分になかなかかまえず ただひたすらに 日々を過ごすことが多いのだ。 だから、髪を切った。 ただそれだけのnote.

      • +3

        2024年、謹賀新年!!!

        • ありがとう、2023年

          妊娠期間を経て 里帰り出産 そして 新しくスタートした 赤ちゃんのいる生活 そんな中でも 仕事を続けたり 新しいことをやるために 動いたり 焦ったり 踏ん張ったりしながら あっという間に年末がやってきた 結局、書こうと思っていた 妊娠出産エッセイもどきや 短編小説や新作脚本は 書けずに2023年を終える それでも たしかに新しいことに 挑戦しながら生きた一年だった そして周りに助けてもらった一年 ありがとうを溢れさせながら 走り回りたいくらいの気持ち 本当にありがと

        また新しく始める

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        • エッセイ風連載小説
          4本
        • 空の向こうがわ
          11本

        記事

          短編小説「しごと」より詩をひとつだけ

          サイダーの詩  一瞬で弾ける その姿がいいのだと言われて 信じていた  たとえ自分が思っていない 新しい形を望まれていても  プクプクと上がっていくのは 生きるための空気だったとしても  優しく触れてくれた あの日を想えば 耐えられるのだと  バシャバシャと 容器を振られて 溢れさせてしまったものは  ビシビシと傷がついて 少しずつこぼれでてしまった液体も  もう戻らないのだと気づけたのは あなたの中身が全く同じで  弾けるものが残ってない 甘ったるいだけの砂糖水と同じも

          短編小説「しごと」より詩をひとつだけ

          文学フリマ東京36

          本日 2023年5月21日(日曜日) 文学フリマ東京36 ●サークル名● 劇団ロオル ●サークルスペース● O-41(出口付近) ●開催時間● 12時から17時まで ●入場料● 無料 ●会場● 東京流通センター 第一展示場・第二展示場Fホール 売り子としての参加ですが 書き下ろしの小説と その場で一筆詩を販売します よろしくお願いいたします!

          文学フリマ東京36

          文学フリマ 劇団ロオルの売り子として参加します 短編集も用意する予定です

          文学フリマ 劇団ロオルの売り子として参加します 短編集も用意する予定です

          繋がらない空【詩】

          ひらけた青に 私の唇がうたう いつかの私に ありがとう どこかの貴方に さようなら 見つけてほしいと 泣いた彼らが 溶けてしまった海と 繋がっているような 蒼にはならない 新しく生まれて 喚く生命は 弾けるように空と 散っていく希望を 繋がらないには 腑に落ちぬと 吐き出した音を ひろった普遍が そっぽをむいた ひらいた喉に 知るはずのないうたが響く 繋がらない ソとラが 目の前に広がった

          繋がらない空【詩】

          かきごおり

          想い出話 初めてお店で食べたかき氷は 奈良の親戚と一緒に行ったお店で 中学生だったからか 細かいことは覚えておらず ただ暑い時期で 茶屋のような場所で かき氷を頼んだことが そして味はみぞれにしたことが しっかりと記憶に残っている。 「もっとおしゃれなものを食べたらいいのに」 みたいなことを 連れて行ってくれたおじさんに言われて 「シンプルなものが好きなの」 と通ぶった子どもだったのだろう。 大人と一緒に シンプルなかき氷を食べて 通を気取り 神話が好きだったため 神社仏

          あさりを食べてジャリっとした上に、割れた貝殻の破片が舌先を傷つけてくる。痛みと不快感があるのに、ふと、その傷を口内に押し当てて、痛みを再び呼び起こしてしまう。まるで必要なことのように。心についた古傷も同じように撫でて、痛みを回想に使ってしまう。ざらついた痛みが哀を引き摺らせた。

          あさりを食べてジャリっとした上に、割れた貝殻の破片が舌先を傷つけてくる。痛みと不快感があるのに、ふと、その傷を口内に押し当てて、痛みを再び呼び起こしてしまう。まるで必要なことのように。心についた古傷も同じように撫でて、痛みを回想に使ってしまう。ざらついた痛みが哀を引き摺らせた。

          緑の額縁に夢を見る(詩)

          公園のベンチに腰掛けて 木陰で風を感じながら ふと、空を見あげると そこにはスキマがあった なにかを象ったわけではないのに なにかを模ったのではと思う 不思議な隙間にグングン引っ張られて 意識は空へ 緑に縁取られた 青と白のキャンバスで遊び始める 猫が寝ている姿ならば その毛に埋もれて一緒にお昼寝を イルカの群れならば ともに波の間を飛び越えて 微睡のように 曖昧で穏やかな時間 ざわざわっと木が揺らされて 大きな音を立てる その瞬間に、意識は ベンチにある生身の体へと戻

          緑の額縁に夢を見る(詩)

          なにか書こうと思うと、力が入りすぎて 昔みたいに好きなこと好きなだけ 書けなくなってしまったのが妙に淋しい夜

          なにか書こうと思うと、力が入りすぎて 昔みたいに好きなこと好きなだけ 書けなくなってしまったのが妙に淋しい夜

          素敵な晩酌

          私の家庭は毎晩 両親がお酒を飲むのが普通だった。 夜ご飯には、ビールと焼酎。 私が大人になって、帰省するようになって しみじみと感じる。 そうやって、家族でご飯とお酒を楽しむのが とても楽しい。 とうとう私にも晩酌の癖がついてしまった。 正直、生活リズムは不規則だから 夜ご飯の時間には、晩酌が必ずできる というわけでもないのだけれど。 地元では、あまり外食しなかった。 移動が車になるため 夜は出歩かない方が飲めるからとか お店自体が少ないから、とか いろんな理由はあった

          まんまる目玉焼きで、ハッピーになれる

          深夜の思いつき お料理に、目玉焼きがのっているとテンションがあがる。 これは一体、何故だろうか。 ……まるまるハッピー現象、とでも名付けてみよう。 (黄身と白身でまるが2つ…ということに) こんな夜中に、久しぶりの更新が、こんな文章なのは 一体どうしたことか、と思われるかもしれない。 作品らしくない作品でも良いのではないか。 そう考えて、再びnoteを再開したいと思ったのだ。 書くお仕事をもらえるようになって、書くことが辛かったり 自分の語彙量が足りないと感じて 自分

          まんまる目玉焼きで、ハッピーになれる

          夢の世界が絶望すぎた朝 私がカミングアウトする直前に とても怖かったことを親からされて言われて 続きの夢では洗濯洗剤を飲まされ 殺されそうになり助けを求めて起きる 「おかしい」子を産んでしまったと 育ててしまったと言われるのが 一番、怖かった #カミングアウト #lgbtq

          夢の世界が絶望すぎた朝 私がカミングアウトする直前に とても怖かったことを親からされて言われて 続きの夢では洗濯洗剤を飲まされ 殺されそうになり助けを求めて起きる 「おかしい」子を産んでしまったと 育ててしまったと言われるのが 一番、怖かった #カミングアウト #lgbtq

          本音で語ろう/2022①

          ◯これは芸能のお仕事の話  やったことをなかったことみたいにして  ただ利益を求められるのは嫌  やりがい搾取しておいて  「そっちが勝手にやった」も嫌  でも不思議なことに一つ『好き』が入っていれば  許せちゃう時もあるのだけど  今回は一つも『好き』がなかったから  何も許せずに、自分も許せずにいる  意図的に「一人だけ」外されているものを  外に出されるのは嫌  仕事をしたのに、対価もなく  それを勝手に宣伝から削ってしまうのは  私自身は失礼だと思うけど  それすらも

          本音で語ろう/2022①