子供たちは大人の鏡

【ラジオ体操202日目】

こんばんは。
意識的に使わない言葉を決めて前向きになれる言葉を多用しているので、Theポジティブ人間だと思われがちなネガティブ人間コマリストです。


今日は『使う言葉が与える影響』というテーマで書いていきたいと思います。


今日でお盆休みは終わりだという方が多いと思います。


今年のお盆休みは、昨年に引き続いて帰省の自粛を呼び掛けていましたが、全国的に昨年と比較して新幹線の乗車率も高く、帰省したという方も多かったみたいですね。


年に数回の帰省のタイミングでは、久々に顔を合わせる親族もいて、特に子供がいる場合にはその成長ぶりに驚かされたりします。


今日は、私が久々に顔を合わせた親族の子供たちの成長から感じた大人が使う言葉が与える影響力についてのお話です。


耳が痛いと感じる方もいるかもしれませんが、あくまでも私の私見だという点だけご容赦下さい。

7人の子供たち

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私には姉が2人いて、一人は同じ県内に、もう一人は少し離れたエリアに住んでいます。


それぞれに子供が複数人いて、姉2人の各家庭にいる子供の数は合計で7人。


少子化が叫ばれていて、各家庭で2.4人以上の子供が必要だと言われる現代においては鏡のような家庭です。


で、各家庭の子供たちは、一番上が11歳で一番下が8か月。男女比的には割とバランス良く、男の子が3人・女の子が4人です。


特に離れたエリアに住んでいる姉の子供たちには年に2~3回しか会う機会がないので、久々に顔を合わせるのが私自身楽しみだったりします。


今年のお盆休みも実家に大集合して、数日間宿泊していったわけですが、この成長した子供たちとのコミュニケーションの中で、各家庭の親がどんな言葉を使っているのかという特徴がリアルに表れていたんです。

素直すぎる子供たち

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子供たちの言葉から私が気づいた特徴は主に2つでした。


その2つとは、
❶可能思考と非可能思考の表現
❷肯定的表現と否定的表現


一つ目は、子供たちに、”新しいこと”を提案した時の反応の違いでした。


”これ、やったことある?みんなでやってみよっか!”


こんな提案をした私に対して、片方の姉の子供たちは、

うわっなんだそれ!!
面白そうだからやってみる~。


もう片方の姉の子供たちは、

なにそれー!!
やったことないから無理。できない。


これ、分かりますかね?
どっちが良いとか悪いとかではなくて、全く逆の反応が返ってきたんです。


しかも、2人の姉の性格を考えると、子供たちの反応はそれぞれの姉とは真逆の反応でした。


面白いですよね。
姉達自身のコンプレックスや成功体験などが、無意識で使う言葉に表れているんだと思います。そして、それを聞いている子供たちは、自然と真似をするようになっているということです。


二つ目は、

子供たちの中の誰かが、欲求を我慢できずに「早くこれで遊びたい!!」といった時の反応でした。


片方の姉の子供たちは、
もう少し待てるかな?時間になったらみんなで遊ぼうよ!


もう片方の姉の子供たちは、
○○ちゃん、ダメ!今は遊ぶ時間じゃないんだから、遊んじゃダメなの!!


これも1つ目と同じですね。
日常的に、子供たち自身が両親や周りの人からどんな言葉を使われているのかというのが、そのまま使う言葉に表れているといった感じ。


子供たちというのは本当に素直です。
成長していくほどに、子供たち自身を取り巻く大人たちが使う言葉を真似して、無意識に使うようになっていく。


この先、もっともっとたくさんの”大人の言葉”を聞かせてもらえる機会があると思うと、子供の成長だけでなく、その言葉も楽しみでなりません。


もちろん、各家庭の教育方針みたいなものがあると思うので、私はこの子供たちの発言に対して否定も肯定もしていません。


とはいえ、私自身の中にはこういう言葉やコミュニケーションはしないようにしようと決めているものがあるので、自分が使う言葉には気を付けたいとあらためて感じました。


子供たちは、自分を映す鏡です。
小さな教師たちからもらった学びに感謝しながら、今年も盆休みを終えたので、明日からまたエンジン全開で仕事も人生も楽しみます!

じゃ、またね!

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