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自己防衛~抑えられない本能~

【ラジオ体操97日目】
こんばんは。
ウインドウショッピングが嫌いで、目的がなくてもお店に行ったからには何か一つでも物を買わないと気が済まない衝動買い大好き人間コマリストです。


今日は『正当化と自己防衛』というテーマで書いていきたいと思います。


皆さんは、予定していなかったものを衝動的に購入してしまった経験ってありますか。


ちなみに、私はしょっちゅう衝動買いをしてしまいます笑


お店側の戦略だと頭ではわかっているけれど、良いなぁと思ったら抑えられないんです。


けどね、自宅に帰ると”何で買ったんだろ?”って思うこともよくあって、新品のまま使わなかったものも結構あるんですよね。。


ということで、今回は有名なマーケッターの言葉を参考にしながら、買い物だけでなく人間の心理的な行動についてまとめておこうと思います。


それでは行ってみましょー!

人間心理

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人は感情でモノを買い、理屈で正当化する。


この言葉は、DRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)といえばこの人。というくらい有名なダン・ケネディ氏の言葉でもあります。


何となく怪しいと思われがちなDRMですが、人間の行動心理を読み解いて、販売戦略なんかに使っているので、何も怪しいことは無いんです。


むしろ、購入する側の心理を理解して広告・宣伝・販売・フォローなんかを実践するものなので、購入する側としては、気持ちの良い買い物が出来ることの方が多いです。


実際、日本の大手ブランドやメーカーなんかも、こぞってこの戦力を採り入れていて、最近では中小規模のお店でも当たり前のように使われています。


よくある例で言うと、美容院のダイレクトメールや、通販の会社が提供している無料お試しセット、口コミを利用した商品宣伝など、あげればキリがないくらいに私たちの生活に溶け込んでいるんです。


でね、この『人は感情でモノを買い、理屈で正当化する』という言葉については、別に買い物に限った話じゃないよなと思うわけです。


何かしらの選択に迷って、どちらかを選択した時、あとからこの選択が正しかったということを証明して自分自身を納得させるような行動って誰しもが経験したことがあると思います。

正当化による自己防衛

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私自身のごく最近の経験を例に、この人間心理について検証してみたいと思います。
#わかっててもやってしまう
#結構恥ずかしい話です


昨日のnoteを読んで頂いた方であれば、私が最近それなりに選択に迷う決断を下したばかりであるということを知って頂いていると思います。


その決断を下したすぐ後に、私がどんな行動をとったのか。


もちろん、自分の中で色んな情報を出して、どちらを選択するのが正しいのかという検証を十分に行った上での決断だったので、考え尽くしたといえる状態でした。


けれど、実際に結論を先方に伝えた後に、私の口から出てきたのはこんな言葉でした。


・今回の決断で失ったのは報酬だけだから、自分にとってはプラス
・K氏のビジョンには賛同できなかったんだから、この決断は正しい
・そもそも、距離が遠いから投資する時間が長すぎる
・この時間を別のことに活用すれば自分はもっと成長できる
・もともと信頼する人から聞いていた話は正しかったから、その確認ができた上での決断だから間違っていない
・行く前から批判するわけじゃなく、実際に実行した上での判断だ


他にもいろいろあった気がします。
ね?めちゃめちゃ恥ずかしいやつです。


これらの言動、別にわざわざ口にしなくていいことだと思うんです。けれど、話を聞いてくれていたコマさんに対してこんな言葉を並べていた弱っちい私。。
#思い出すと隠れたくなるやつ


これらすべての言葉は、一つ一つが正しいとか正しくないとかそういうものではなく、単に”決断をした私”を正当化して守っているだけなんですよね。


つまり、これらの言葉からは何も新しいものは生まれてこない。こんなこと話している暇があったら、次の行動を起こしたほうが1万倍くらい有効だと思います。


でもね~、分かっててもやっちゃうんです。"その気持ちわかるわ~"と思ってくれる人もいると信じてます。
#仲間募集
#傷の舐めあい

まとめ

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今日は『正当化と自己防衛』というテーマで、DRMでよく言われている人間の行動心理は、商売の世界だけでなく日常生活の中でたくさん出てくるという話を、私自身の言動をベースに書いてきました。


今回の弱い私のような言動をしてしまう経験って、誰しも1回くらいはあると思います。


というより、これがあるからこそ”口コミ”というものは生まれてくるといわれています。


自分の購入した商品が良かったか良くなかったかというのはあまり重要ではなく、”購入した自分”という存在や、過去の自分の行動を正当化するために口コミが書かれているということですね。


自然発生している口コミの8割以上は、こういった人間の行動心理から生まれるといっても過言ではないと思います。


もちろん、口コミを書いたらキャッシュバックだったり、ポイント還元だったりというキャンペーンによって生まれている口コミもあるので、一概には言えないんですが。


私だけかもしれませんが、本当に美味しい隠れ家的なお店のことって、あまり人に教えたくないと思いませんか?
#混雑したら嫌だもん
#隠れ家すぎてつぶれそうなら口コミするかも


自分の行動が正しかったかどうか迷っている時こそ口コミが生まれる。

人は理屈で正当化する(自己防衛本能)。


これを知っておくと、キャンペーンなんか組まなくとも口コミが発生しやすいサービスや商品の提供のやり方みたいなものが見えてきますよね。


何かしらのビジネスを手掛けていて、口コミをうまく活用していきたいと思われている方は、是非参考にしてみて下さいね。

じゃ、またね!

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