未来のための時間

【ラジオ体操90日目】

こんばんは。毎週、1週間のはじめには今週こそゆっくり過ごそうと思っているのに、結局朝から深夜まで仕事ばかりしてしまうコマリストです。
#働いたら負け


今日は『時間の使い方』というテーマで、書いていきたいと思います。


皆さんは7つの習慣を読まれたでしょうか?


世界で最も有名な自己啓発書と言われていて、未だに読むことを進めている記事が毎日のようにどこかしらに掲載されています。


その本の中でも紹介されていますが、「重要だけど緊急度の低いものこそ、人生を豊かにするためには重要であり、ここに使う時間を増やすことが大切」という考え方があります。


重要だけど緊急じゃないものに時間を使う。。これ、実は意識して取り組まないと確実に実行できないし、意識してもできないことの方が多いです。


人生を豊かにしたい。
実現したい夢がある。


こんな人には必須の取組みといえるものですが、実践できているでしょうか?

時間を奪うもの

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私たちに与えられている時間は、寿命という期限はあるけれど、基本的には皆に等しく平等に与えられている資源です。


私は月に10回くらい、"1日が40時間あればいいのに"と本気で思っているのに、1秒たりとも1日の時間が増えることは無いので、おそらく絶対的なんだと思います。


この時間は、誰にでも等しく与えられているものの、期限がある以上は限られた資源なので、”どう使うのか”だったり、”何に使うのか”ということが人生の豊かさを決める重要なファクターとなります。


そして、私を含めてかなり多くの人が、「あること」に時間を奪われています。


それは『重要かつ緊急度が高いこと』です。


何となく文字を見ると、重要で緊急なものなんだから、これに時間を使うことは良いことなんじゃない?


と思ってしまいそうですが、厄介なことに、これに時間を使うことで得られる結果は、『現状維持』であることが多いんです。


現状維持でいいじゃん!という人もいるとは思いますが、コマリスト的にはインターネットが生まれて以降、社会がどんどん進化していっているので、現状維持は衰退だと思っています。


なぜ、重要度も緊急度も高いことに時間を使うのが良くないのか、もう少し考えてみたいと思います。

時間軸で考えてみる

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『重要かつ緊急度が高いもの』
『重要ではあるが、緊急ではないもの』


これらを考える時、基本的には「今の自分」にとって、どうなのかという軸で考えることが多いと思います。


これ、仕事で置き換えて考えてみると分かりやすいんですが、今の自分にとって重要で緊急な仕事というのは、今、まさに取り組んでいる目の前の仕事そのものです。


で、重要ではあるけれど緊急ではない仕事というのは、1週間後の自分にとっては重要かつ緊急の仕事に変化します。


基本的にはこれを繰り返していて、多くの仕事ができるといわれる人たちは、重要かつ緊急の仕事をあまり抱えないという傾向があります。


目の前にあるものをなるべく早く片付けて、明日以降の自分が取り組むべき仕事を1つでも多くこなしていく。


すると、重要かつ緊急の仕事に変化するはずの”時間的余裕のある仕事”が、変化する前に片付けられていくので、時間に追われることが無くなっていきます。


結果、あまり忙しそうに見えないのに、他の人よりも何週間も先の仕事をこなすので、めちゃめちゃできる人に見える。


仕事だと、単純なんですが、これが人生全体だとするともう少し複雑です。

人生を豊かにする

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人生全体で考えた時の仕事との一番大きい違いは、「重要だけど緊急ではないこと」が「重要かつ緊急なこと」に変化しないことが多いということ。


例えば、プロ野球選手になりたいという夢を持っている中学生の場合、学校の勉強と野球の両方が「重要なこと」のはずですよね。


でね、中学校の定期テストなんかがあると、どうしてもテスト勉強をしなければいけないと思ってしまうし、受験が控えている場合もあるので、多くのケースでは緊急度は勉強のほうが高いと思います。


これを整理すると、
「重要かつ緊急のもの=勉強」
「重要だけど緊急じゃないもの=野球」


この中学生が、勉強を頑張って受験で第一志望に合格して、高校へ進学して、大学へ進学するところまでを考えた時、勉強と野球の位置づけは変化しないと思います。


そして、きっとこの中学生はプロ野球選手にならない道を選択すると思います。その瞬間に、プロ野球選手になる人生というのは失われてしまうことになります。


彼が、プロ野球選手になるためには、二つの選択肢があります。


一つは、勉強と野球の位置づけを変えて、野球にすべてを注ぎ込むという選択肢。これは、保護者の理解と覚悟がかなり求められる状況ですね。


もう一つは、勉強を先に終わらせて、できるだけ多くの時間を野球に使うという選択肢。”勉強を先に終わらせる”というのは、毎日の宿題とかテスト勉強のことではなく、将来に亘って必要となる勉強をさっさと終わらせるということです。


中学1年生のうちに、中学3年までの勉強を終わらせてしまえば、必然的に残りの時間は全て野球に使えます。


そんなの無理だと思うかもしれませんが、そもそも学習カリキュラムというのは無理のない学びを前提としているものなので、物理的には実現可能なんです。


そりゃ苦しいですけどね。それでも叶えたい夢があるのであれば、本人にとっては苦痛ではなく、野球の時間を確保するための努力の一環に過ぎないんです。


彼の”プロ野球選手”のように、やりたいことや叶えたい夢、目標を持っているのであれば、少しくらい無理してみて下さい。


「生活するためにはこの仕事をしなくちゃ。。」
「目の前のことで精いっぱいで時間が取れない」


こんな言い訳をして『重要かつ緊急なこと』に時間を使ってばかりいないで、本当にやりたいことをやるための時間確保に励んだ方が、可能性が高まると思いませんか。

まとめ

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今日は『時間の使い方』というテーマで、人生を豊かにするためにどんなことに時間を使ったほうが良いのかということについて書いてきました。


実際、今日の話を意識して実践していると、本当に時間が足りなくて悲しくなる瞬間がたくさんあります。


しかも、意識してやっているにもかかわらず、新しく『緊急かつ重要なこと』が追加されてしまうなんてこともあるので、なかなか簡単ではありません。


ということで、コマリスト自身もまだまだ取り組みが甘い状態ではありますが、睡眠時間をたくさん削って、何とか豊かな人生を作るための時間を確保しています。


ここまで、読んで”何だ、得るもの無いじゃん!”という方のために、お薦めの方法だけ書いておきますね。


仕事に取り組む前にToDoリストを作っている方が多いと思います。このToDoリストの項目一つ一つに『重要かつ緊急』『重要だけど緊急じゃない』というコメントを付けてみて下さい。
#ToDoリスト作ってない人は作って下さい


重要だけど緊急じゃない』の項目がどれだけ少ないかを認識できるし、この項目が多くなってきた時には、間違いなく仕事の生産性が上がっていることと思いますよ。

じゃ、またね!

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