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なにいってっかわかんない

https://news.yahoo.co.jp/articles/f882fde3120588716a3f05fbe19cef7ee49a798b?page=1

 人本主義とか、過去いくらも言われてきた話じゃん。しかも「従業員を大切にする」は企業の「家族的経営」ってのと親和する。新しいどころか昭和の中小企業経営方針だっつーの。

 アホなんですかね。

 そりゃぁ確かに四半期ごとに利益を示すことを強要される株式上場企業にとっては「利益至上」の風潮を緩和することに繋がる期待を持たせてやろうという気持ちか知らんけど、そんなの投資家マインドに働きかけろよ、ってだけ。ある意味投資家に虐められてる企業の側に押し付ける話じゃぁない。ましてや「経済」は大企業だけが回している訳じゃない。個人事業主もあればモノを買ったりサービスを利用したりする人々があってのことだ。賃金収入だけが収入じゃぁないってこと。大工(でえく)の一人親方は売り上げの中から飯を食ってる。フリーランスもそうだ。文筆業もそうだ。政治家(国会議員)が何で飯を食っているか知らんけど(いや、知ってる。建前は国からの「賃金」というか手当てだ)。

 岸田文雄さんは、真面目に経済のことに取り組む気持ちがあるのなら、その「高すぎる」ご自身の「賃金」を国庫へ一部返納するなり、大盤振る舞いで弱ってる飲食業でぱーっと使うなりなさればよろしかと存じますぞ。これは意地悪とか皮肉とかではなく、まず身を以て模範を示すべし、という意味です。デフレマインドという貧乏性が身についた人々の目を覚まさせる最初の一歩は「お金はこう、使うのだ」とお手本を示せ、ということです(まあ、あんまり一晩でぱーっと使ってみせるってのはお金の使い方としてはあまりに計画性がない。けれども、「ぱーっと」やってみせることの宣伝効果は決して小さくない。とりあえず、やってみそ。メディアが「アホちゃか」って絶対取り上げるって。広く知れ渡るってことが大事)


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