「KD2に極限ドライブを載せるだと。」

開発会議で橋本は叫んだ。

危険極まりない光速エンジン。

パイロットの加藤は興奮していた。

光速の３０倍のスピードが出る。

闘うべき敵はいないぞ。

何のために開発されたんだ？

「人類の進歩のためだ。」

これからヤイエルとのファーストコンタクトだぞ。

どうして平和と真逆のものを開発したのだ？

ヤイエルから通信が入った。

「機械生命ロボゼロが地球に向かっています。ネガティブな機械生命体です」

「戦わないといけないのか？」

ヤイエルは答える。

「わたしたちはかなりやられました。やっつけて下さい」

ロボゼロ・・・　AIで動く、機械生命体。戦闘を好む。

「ヤイエルの敵うちということだな」

加藤は勝手にKD2の格納庫に向かって走り出した。

「俺が地球を守る」

KD2・・・ヤイエルと共同で開発した超光速戦闘機
　　　　　エンジンに極限ドライブを搭載。強力なバリア
　　　　　を張ることができる。強大なエネルギー使用で
　　　　　アール・キャノンを連射。かなり強力なビーム兵器。