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ポートレート撮影の機材

私がポートレート撮影に使っている機材を紹介します。
カメラは2台持ち,レンズは単焦点で構成されています。

多くのカメラマンさんが高性能大口径ズームレンズを使っています。
私も他のカメラマンさんから「どうしてズームを使わないの?」なんて言われることもありますが,単焦点の方が安いし,軽いし,明るいし,映りも良いのでズームを使う必要が無いのです…あと,ズームを使うとつい楽をして適当に撮ってしまう自分が嫌になるというのも理由の一つですが…


メインカメラ PENTAX KP + バッテリーグリップ

リコーイメージングの一眼レフカメラです。
スペック的にはAPS-Cセンサー(2432万画素),秒間7コマ,ボディ内手ぶれ補正(5軸,5段)とミドルレンジカメラとしては標準的なスペックです。
特徴は小型で軽量な点,欠点としてはバッテリーの持ちが良くありませんのでバッテリーグリップを装着して対応しています。

サブカメラ PENTAX K70

リコーイメージングの入門用カメラとしての位置づけですがスペック的には他社のミドルレンジに迫るものを有しています。
APS-Cセンサー(2424万画素),秒間6コマ,ボディ内手ぶれ補正(4.5段)。
KPと同じく小型軽量ですがバッテリーの持ちが良くありません。残念ながらK70にはバッテリーグリップの設定がありませんので,こちらは予備バッテリーを常にポケットに入れておきます。
尚,KPもK70も同じバッテリー(D-LI109)を採用しています。

レンズ1 smc PENTAX-DA 70mmF2.4 Limited

APS-C換算で107mmの中望遠レンズ。
優しいボケが特徴のLimitedレンズになります。
小型軽量ですし,フィルター径49mmはモデルさんにプレッシャーをかけずに撮影できるのが良いと思っています。
現在はHDコーティングの新型が販売されています。

レンズ2 smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR

APS-C換算で152mmの中望遠レンズ。
マクロレンズですがポートレートでも大変使い勝手の良いレンズです。
屋外での囲み撮影や顔のクローズアップなどに威力を発揮します。
パープルフリンジが出やすいレンズですが,Lightroomなどで補正すれば良いだけですのであまり気にせず使っています。
尚,こちらもHDコーティング化された新型が発売されています。

レンズ3 smc PENTAX-DA 50mmF1.8

いわゆる「撒き餌レンズ」新品価格でも1万円代で購入できますが,写りは10万円台の高性能ズームレンズよりもよく映ると評判です。
APS-C換算76.5mm

レンズ4 smc PENTAX-FA 35mmF2AL

APS-C換算53.5mmの標準レンズ。
明るくシャープで使い勝手が良いレンズです。
スタジオフォトではほぼこのレンズ1本で行ける感じです。

ストロボ オートフラッシュAF360FGZ II

ガイドナンバー36のTTL対応オートストロボです。
まぁ,ほぼマニュアル発光なのでTTL不要なのですが。
あと,日中のハイスピードシンクロは結構重宝します。
スタジオではキャッチを入れるのに使います。

フィルター

ペンタックスの単焦点レンズはフィルター径49mmのものがおおいので,共有できてありがたいです。
主に使うフィルター
・C-PL 反射低減とコントラスト向上に
・ND2,4,8 絞り開放でシャッタスピードを抑えたいときなど
・ソフトフィルター ふんわり撮りたい時に
・クロスフィルター キラリと輝かせたい時に

次に欲しいもの

・Sigma 30mm F1.4 DC HSM Art
スタジオフォトで後ろに下がりたいけど,狭くて下がれない時や,空間を広く写したい時などに使えるかな~と思ってます。

・GODOXのトリガーとストロボ
リコーイメージングのカメラと組み合わせて多灯発光をワイヤレスでやろうと思うとGODOXしかありません。
でも多灯発光とかあまりやらないんだよな~

番外編

夏の外撮影は地獄ですね!
最近は文字通り「死」を覚悟して撮影しています(笑…いや笑い事では無い!)
夏撮影に手放せないアイテムも紹介します!

・ファンベスト
工事現場の作業員の方が来ているアレです。
モバイルバッテリーで上半身に空気を送ってくれます。
私は背中のポケットに凍らせた保冷剤も入れています。

・ネッククーラー
首にかけて顔面を冷やします。
涼しいのですが,目が乾きます…目薬が必須です。



次回は撮影時のカメラ設定について紹介したいと思います。



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