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「高校生たちを変えたい! 助けたい!」と話したらD×P事業部長に一刀両断された話

このnoteは、先月、D×Pサポーター限定にお送りしたメールマガジンに掲載した、僕のスタッフコラムの内容です。文字数の関係で修正が入ったので、無修正の文面を載せます☺️

昨今のSNSには「変わらなければ」とか「何者かにならねば」みたいな言葉が飛び交っていますが、D×Pの現場ってそうじゃないんだよ〜というお話です。

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サポーターのみなさん、こんばんは!
広報・ファンドレイジング部の高橋正光です。

この度、9ヶ月の広報インターンを経て、4月より広報・ファンドレイジング部の職員になりました。

今でこそ、D×Pのことを理解している(つもり)の僕ですが、広報インターンを始めたての頃は、D×Pのやっていることを勘違いしていたんですよね。
その頃の僕は、「自殺しようとしている高校生たちを変えたい! 助けたい!」という気持ちが少なからずあり、「僕の気持ちと、D×Pの活動内容はリンクしてる! 共感だ!」と思っていました。

そんな話を事業部長の川上に話すと
それはD×Pがやろうとしていることではないよ
と、ズバッと一刀両断され、
「勘違いしているから、最初はとにかく現場に入ってD×Pを知ってほしい」
と続けました。

その言葉を聞いた時、
「ほんとにぃ〜?」
と、ちょっと疑ってしまったんです(笑)。

ぼくはD×Pについて相当調べていたつもりだったし、事業内容や大切にしていることは理解しているつもりだったので。

その言葉に半信半疑の状態で、「そこまで言うなら、理解するまで現場に行く」と意気込み、とにかく現場に足を運びました。
振り返ってみると、5つの高校現場(6つの企画)にスタッフとして参加。現場でのプログラムが終わるたびに、現場スタッフの野津(もずく)に疑問をぶつけたり、プログラムについての違和感など意見交換をしました。

そうしていく内に、D×Pの現場のことがわかってきました。
D×Pの現場は、高校生を変えようとしていないんです。

D×Pの現場、クレッシェンドの目的は、人とつながること。
そのために、目的なく人と関われ、肩書きに関係なく人が人として関われる場をつくっています。

「助けたい」とか「変えたい」という気持ちが強すぎると、どうしても高校生を支援の対象として見てしまいがちで、その意図が言動に現れます。
そして、それは簡単に見透かされてしまいます。

そうではなく、1人の人間として高校生と関わる、目的なく人と関わる。
それが、D×Pの現場でした。そしてなにより、僕自身が意図を持たず現場で高校生と関わることが楽しかったです。

印象的だったのは、クレッシェンド後に、生徒から「もう終わり? まさみつ、今度体育の時間に来てや。バレーやろう」と言われた時のこと。
僕と彼との間でつながりができたのかもしれないなぁ〜、と実感し、変えたい気持ちで高校生と関わっていると、この言葉は聞けなかったんじゃないのかな、と思います。
あの時、川上に言われた言葉の意味が少しだけわかった気がしました。

「助けたい!」という気持ちを持つことが悪いことではないと思います!
 ただ、それはD×Pの現場でやっていることではない、ということです。

とはいえ、勘違いが発生しているのは広報の責任であると思うので、今後も引き続き現場に足を運び、現場スタッフと意見を交わし、何より高校生一人ひとりと関わりながら、D×Pのことを発信していきたいと思っています。

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生きづらさを抱えた高校生の可能性を拡げる認定NPO法人D×P(ディーピー)で働いています。活動内容については、ホームページを見ていただければ👉https://www.dreampossibility.com/

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まさみつ / 髙橋正光

高校の時、友だち0・勉強についていけず不登校気味になり、1年秋に通信制高校に転入。自殺未遂や引きこもりを経験したけど、今は元気です。その経験から、通信制の高校生をサポートする認定NPO法人D×Pに興味を持ち、ボランティア→インターンを経て、広報・ファンドレイジング部の職員なう。

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コメント1件

いい話だった!
D☓P時代を思い出したよ、ありがとう!
☺️
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