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データリテラシーの初歩の初歩①

データリテラシーという言葉がよく使われるようになっています。
データ・分析に長く携わっていると、データを扱う「センス」がないな、と感じる人も多いですが、どうやってその「センス」を磨けばいいのか、なかなか難しいと常々感じます。
最近よく聞く「データリテラシー」という言葉は、そういうのを解決してくれるような気がしますが、定義があいまいだし、その解説・教材を見ると、統計などの要素も入っていて、少し敷居が高い気がして、もっと手前のところにギャップがあるように感じています。

データリテラシーって、もっと本質的な何かがあるような・・・

と思いつつ、答えが出ない中で、自分なりにデータリテラシーの初歩の初歩を考えてみましたので、皆さんや皆さんの仲間のデータリテラシー向上のヒントになれば幸いです。

①数字

この数字の羅列に違和感なく、気にならない人はどれくらいいますか。
エクセルで営業成績などを見るときに、意外とこういう数字を見ている人、見せている人をたまに見かけますが、数字の大小を認識しづらいです。

少し変えてみましたが、これでもまだ十分とは言えません。言いたいことが分かってきたでしょうか。

ここまで来るともう一息ですが、これでも少し気持ち悪いです。

これが求める姿です。小数点以下をどの桁でそろえるかはケースバイケースですが、数字については、右揃え、桁(,)をつける、小数点の桁をそろえる、というのは最低限しておきたいと思います。そうじゃないと、大小を比較するのにいちいち桁を数える必要があって、認識するまでの時間が相当遅くなります。

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