デザイナーになった後に大事にしていたこと

先日、株式会社ユーザベースのSPEEDAのリードデザイナー&株式会社デスケルの取締役である@hiranotomoaki さんと飲んだ時に、「takeだけではなく、giveする精神が大切。」という話がありました。

思えば2016年4月からデザイナーとしてインターンを始めて、この3年間はひたすら社内で後輩であり、たくさんのtakeは受けてきたが、giveしたものって数少ないなと思いました。

正直、「自分がgiveできるものは他の人もgiveできるし、語ることなんてなんもないや」みたいな気持ちになっていたこともあり、昨年8月からnoteを書くこともやめていました。

ただ、今年の4月から初めての後輩が入社してくるし、今までの学びを言語化して後輩へ伝えていくことも必要だと感じ、自分がgiveできることを書いてみることにしました。

目次

・はじめに
1. 頭の中で考えていることは常に視覚化する
2. 知らないことは素直に質問する
3. 全てのアウトプットに意味を持たせる
4. もらったフィードバックはすべて抽象化し何度も振り返る
5. 1度もらったフィードバックは2度と繰り返さない
6.違和感は学びのきっかけ
7. 継続は力なり
・最後に

はじめに

この記事では、「初めてデザイナーとして仕事を掴んだ人たちが、どういう精神で日々の仕事を続ければ良いか?」にフォーカスして書いています。

最近、Cocoda!さんのような素晴らしいサービスが出てきたおかげで、初心者でもUIデザイナーを目指すハードルが一気に下がっており、Twitterを見ていても「デザイナーとして転職できました!」というツイートをちらほら見るようになりました。

一方、実戦経験のない人がいきなり現場に放り込まれると、上司からの五月雨のフィードバックや自分のスキル不足によって落ち込む時期は必ず来ます。

ですので、この記事では僕がデザイナーを始めた2016年4月から今まで意識して良かったと感じている7つのことを伝えたいと思います。

1. 頭の中で考えていることは常に視覚化する

仕事を初めた当初によく言われていたのが、「頭の中で考えるな!考えていることを常に吐き出せ!」でした。知識や経験が無い状態では、頭で考えていても答えは見つからず、むしろ迷走していたことが多かったように思います。

考えていることをそのまま書き出してみる、そして書き出したものを見てまた考える、このプロセスを繰り返すことで自分のアイデアはより洗練されていきます。

また、自分の考えを書き出すことで、周囲からのフィードバックも受けやすくなります。どこで詰まっているかもわかりやすくなるので、積極的に考えていることは頭の外から出していきましょう。

2. 知らないことは素直に質問する

自分にスキルが無いと思われるのが嫌で、どうしても質問することを躊躇っていたら今すぐやめましょう。時間の無駄です。

あなたが数年後に追い抜くかもしれない先輩方は、今の時点では確実にあなたより知識や経験があります。そもそも、初心者からデザイナーになったあなたが今すぐ実績を出すことに期待はしていないので、素直に質問しましょう。

社内に質問できる人がいない場合も今はTwitter上で優れたデザイナーはたくさんいますね。

つい先日も池田さんがメンター始めてましたね。今は、募集終わってしまったらしいですが、興味があるデザイナーの方がいたら、個別で声をかけてみましょう。相当、失礼なことを言わない限り、熱意ある方を無視する人は無いでしょう。

3. 全てのアウトプットに意味を持たせる

作っているときは何となく良さそうと思っていても良いんですが、その"何となく"を言語化した方が良いです。そもそも、デザイナーは1人で仕事をしているわけでは無いので、あなたが何となく良いと思って選んだデザインをクライアントや同僚が納得するとは限りません。また、何となく良いと思って作ったものが、成果を上げたとしてもなぜ良かったのかを振り返ることはできないですよね?

プロダクトの成長や自身の成長において、大切なのは振り返りです。自分が作ったもののアウトプットの意味を考え、何が良かったのか、なぜダメだったのかを振り返りましょう。

また、アウトプットを言語化する上で、知識の弱い部分に気づくことがあります。スキル不足に気づいたら後は伸ばすだけですね。そのスキルに関して詳しい人が社内にいたら積極的に質問してみましょう。

4. もらったフィードバックはすべて抽象化し何度も振り返る

3において、振り返りこそが成長において最も大切だと言いましたが、その振り返りをどうすれば良いかについてお話します。

人それぞれ自分に合ったやり方はあると思いますが、僕の場合はSlackでPrivateチャンネルを作って自分の学びをStockするようにしています。

この振り返りメモは、先輩からフィードバックを貰うたびにこのSlackに残すようにしています。また、言われたことをそのまま残さずに、抽象化することで他の似たような問題に遭遇した時に活用できるのでオススメです。

学びや気づきの抽象化と転用方法に関してはちょうど昨年に出版されたメモの魔力という本で、同じようなことが書かれていたので、興味のある方は読んでみてください。

5. 1度もらったフィードバックは2度と繰り返さない

僕が尊敬するメンターから言われた言葉で、今でも記憶に残っている言葉があります。

1度目の失敗は失敗とは言わない。その失敗から学び、次に活かすことができる。本当の失敗は、同じ失敗を繰り返す人。それは何も学ばず、次に活かすことができていない。5年経って、同じような過ちを繰り返していたら誰も気にかけてくれないよ。

失敗こそが成長への機会だと気づかされ、またプロジェクトごとに似たような課題に遭遇した時に絶対に同じミスは犯せないという強い意志を持って取り組めるようになりました。

経験が浅いからこそ、日々の実務は学びの機会であり、確実に吸収していく姿勢が大切だと思います。

6.違和感は学びのきっかけ

さて、5までで、実務における重要な視点は全てお伝えしてきました。それでもまだまだ学び足りないという強い気持ちをお持ちのみなさん、これから24時間全てを学習機会にする方法をお伝えします。

見出しのとおり、日常への違和感は学びのきっかけになります。人は生活をしている中で、様々な感情をいだきます。

例えば、僕が毎朝通勤時に通る五反田駅西口のスクランブル交差点では、信号が赤のままなのに、みんな一斉に渡りだそうとするタイミングがあります。

よくよく観察してみると、自動車側の信号が青から赤に変わったので、みんな一斉に歩き出そうとしていることに気づきました。残念ながら、歩行者と同じ方向に進む自動車の信号が青になっても歩行者の信号は赤のままです。

ここで得た気づきとしては、「人々は歩行者信号が青ではなく、自動車の信号が青から赤に変わることを見ている」ですかね。もしかしたら、五反田という土地柄通勤する人が多く、時間に急いでいる人が多いのも原因の一つかもしれません。他の土地で似たようなスクランブル交差点を見かけた時に、観察してみると、また新しい気づきがあると思います。

観察に関しては、こちらの本がオススメです。小さめの本なのですぐに読めると思います。

7. 継続は力なり

ここまで読んでくださりありがとうございます。最後に伝えたいことが一番大切で、一番難しい部分だと思っています。

1~6を継続して続けること、また普段の自主学習を続けることはとても難しいと思います。相当な熱量があっても、時間が経てば熱量は落ちていき、気づいたら辞めてしまうケースがほとんどだと思います。

継続して続けることが、目指したいゴールへの近道だと思っています。

今は英語の学習と筋トレをプライベートに組み込みつつ、週末は自分の時間を作るという生活を4ヶ月近く続けているので、継続のコツみたいなこともこれから書けると良いかなと思ってます。

最後に

自分でgiveできるものを考えた結果、割と一般的なものになってしまいましたが、今後もコツコツと書いていけたらと思います。

質問などありましたら、コメントかTwitterでお待ちしております。


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Masaki Haruta

freeeのデザイナー。横国経営学部卒。freeeでは税務申告ソフトのデザインをメインに担当。将来はヨーロッパでデザインしながら毎晩ビール飲みたい。

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