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田縣神社(愛知県小牧市)

田縣神社(たがたじんじゃ)」

名鉄「田県神社前駅」から徒歩5分の場所のこの神社。

表の鳥居構えからは一見普通の神社にみえますが、ここは「とあるもの」で有名な神社です。

田縣神社前の鳥居と、我が愛車W175SE

それは巨大な男根が奉納されていることで有名な神社です(笑)。

一応注釈しますが、ここはアダルトな場所でもなければ、インスタ映えを狙ったものでもありません。五穀豊穣を願った由緒ある立派な神社です。奥宮には立派な男根たちが参拝者たちを迎えます。

一番奥にあるお社に奉納されている男根。

古来より五穀豊穣、家業繁栄、開拓の祖神として崇められております。特に大同二年(807)に編纂された古典『古語拾遺−御歳神の条−』の故事に基づいて男茎形を奉納し祈願する俗習があり、「産むは生む」に通じて、恋愛、子宝、安産、縁結び、夫婦円満、商売繁昌、厄除開運、諸病の平癒の守護神として、全国の崇敬者から格別の崇敬を受け、また世界各国の人々から注目される神社でございます。

田縣神社ホームページより参照
手前に鎮座するイチモツ。見えにくいですが奥にも大小さまざまな形の男根が奉納されています。

境内入ってすぐの風景が下記の画像です。

表の鳥居を抜けてすぐの風景

表は本当に何の変哲もない普通の神社です。

写真右側にある本殿から左側に通じる道を進んでいくと一回り小さな鳥居が現れます。そこを抜けると大小さまざまな「男根たち」と遭遇します。

この鳥居を抜けた先にある建物が奥宮です。
奥宮を抜けてさらに奥にある石碑。こんな場所にも男根があります。

なぜこのような男根が祀られているのか。

それは農業をつかさどる五穀豊穣の神、ミトシノカミを合祀られているからとのこと。ただこの神社の創建年が定かでなく、一説によれば弥生時代までさかのぼるとのことです。

 御歳神(ミトシノカミ)は素戔嗚尊(スサノオノミコオ)の孫で、大歳神(オオトシノカミ)の子。農業をつかさどる神様で五穀豊穣の守護神です。
 玉姫命(タマヒメノミコト)は尾張地方開拓の祖神である大荒田命(オオアラタノミコト)の王女。尾張氏の健稲種命(タケイナダネノミコト)の妃。二男四女の子宝に恵まれたが、夫亡き後は故郷荒田の里(現鎮座地)に帰り、父を助け開拓に励み、子女教育に勉められ、その功績を称え、後に合祀しました。

田縣神社ホームページより参照

この神社には年間を通じて様々なお祭り、催し物が開催されるようです。特に3月15日には豊年祭(ほうねんまつり・ほうねんさい)は国内外から多くの観光客が賑わうようです。

豊年祭(ほうねんまつり・ほうねんさい)の様子(田縣神社ホームページから抜粋)。

実は私はまだこのお祭りに参加したことがないですが、開催日となると出店が立ち並び、そこでは男根形のバナナチョコやお土産が売られるようです。
これをみた観光客、特に外国の方はこの様相をどのように映るのでしょうか。気になります(笑)。

こちらの神社、名古屋市内から車で30~40分程度とそれほど遠くありません。駐車場も広いのでとても停めやすいです。
この周辺にある小牧城や、さらに北上した場所にある犬山城に行ったついでに寄るのもいいかもしれません。

ちなみに入場料は無料です。

住所:愛知県小牧市田県町152番地

参考URL:
「田縣神社」


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