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占い師がこぞって「掃除」を推す理由

私は占い大好きです。(統計学系のみですが)

そして最近、掃除も好きになりました。
というのも、掃除が自分に与える影響に気付き始めたからです。

この導入だとスピリチュアルな感じがしますがそういう話ではありません。

掃除は判断力・課題抽出力・情報処理速度を鍛え上げるのに超最適だと気付いたので、掃除が好きになりました。

私は元々、不注意系のADHDっ気満載の人で、わかる人はわかると思いますが汚部屋で生活していました。

「散らかってる方が、むしろどこに物があるのかわかっていいんだよ!」と開きなおってすらいました。

そんな私がひょんなことで占いにハマりました。

で、占いに1〜2回行ったり占いYouTube見てみたり、サイトで占ってみったりしてたワケなんですが、そこでひっきりなしに言われるんですね。

「掃除しろ」と。

今までの私だったら信じてなかったんですが、占いにハマった理由が「意外と学問化されていて、統計学に基づいていることを知った」という理由からだったので、

「これで生活が良くなったっていう統計がある程度取れているから勧めているんだろうな」

と、素直に解釈し従ってみることにしました。

で、まぁやってみるもガラクタが出てきたり区分け整理が難しかったりで激苦戦するんですね。

けど、同時進行で当時は思考力を鍛える系の本にもハマってまして。

掃除をしていると、「これは捨てるべきか」「これはどの箱にまとめるべきか」とか、判断に迷いが出てくるので、本で学んだことを応用しよう!と思ったんですね。
はじめて、思考力を鍛える事を掃除の目的に加えてみようと思ったんです。

で、やってみるとこれが相性半端なく良くて。

まず、判断力が格段に鍛えられる。
「これは捨てるべきか」と迷った時には、まずこの迷いは何の項目で構成されているのかって考えます。

1、使用頻度
2、今後使用する可能性
3、購入にかかった費用

などなど。

で、1項目ずつクリアにしていって、情報が揃えば大抵「じゃあいるな」「いやいらないな」は判断できます。それでもまだ判断できいないのであれば隠れた判断軸に自分が気付けていないだけなので、さらに掘り下げてはクリアにしてを繰り返す。

これだけでも、まぁまぁ脳が鍛えられている感はあります。

加えて区分け整理ですね。これも相当鍛えられました。
どの箱に位入れるか、箱の中でもどのようにセパレートして入れるのか。

で、その判断基準って「普段自分がどのように使うのか」っていう、導線の逆再生が必要になってくるんですよね。
引き出しならともかく、箱を重ねるとか上に積んでく系は逆再生能力相当問われると思います。

使用場面で区分けしてみたものの、「これは1個しかないけど、使用場面が日2回あって、1回目の組み合わせと2回目の組み合わせはそれぞれ違う。どう整理したら導線が綺麗になるだろう」とかね。

そんなこんなを積み重ねて行くと体の疲労と同じくらい頭も疲労します。

始めたては「はぁ。頭使うと疲れるなぁ」ぐらいだったんですが。

その習慣が身についてきて少しした時に、ちょっと小難しい話(複数の時間軸が重なり合った話)を人に話さなきゃいけないことがあって。

うまく伝えられるかな〜とアドリブで説明し出した時。

「あれ、めっちゃ説明上達してる!?」

と我ながら思いました。そしてよく理解できたとお褒めの言葉もいただきました。

本来、説明めちゃめちゃ下手なんですよ、私。
話している途中で、結局何言いたかったのかわからなくなってしまう人間で。

初めの手応えはそれで、他にも、本を読んでいたりしてわからないことがあった時に「何に対して分からないんだろう?Aの箇所?いや、そもそもBの単語自体がわからないのか?」とか、細分化して自身の課題を捉える能力っていうのが以前より爆上がりしました。で、それは自身だけでなく人から何か相談された時もそうで。

とにかく身の回りのものが「掃除の応用」でクオリティが上がっていくのをひしひし感じたんです。

そりゃ勧めるよね!占い師さん…!って思いました。

判断力、課題抽出力、そして情報処理能力。アウトプット能力にも直接的ではないにせよ関与してくるかもしれません。

ぜひ、世の「掃除のススメ」を聞き流しせず、頭を使って一度真剣に実施してみてください!

以上!

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