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入学式、戸惑いのつれづれ

昨日は、息子の小学校入学式。
今日は、娘が通うスクールの入学式。

昨日は息子と共に、初めての公立小学校の公式行事に参加。
式の構造は自分が体験してきた私立のものとも娘のスクールともほぼ一緒だけれども。配布資料とか物事の進め方とか説明内容なんていう、日々を進める上で必要なこととかがだいぶ違う。
勝手がわからないことだけは確実にそう。それ以外何がわかっていればいいのかがわからない立場の人間にとっては、まったくもって不親切。

羽ばたく、その前に羽を広げるスペースが大事なんだよなぁ
通っていた保育園には、確かにあった。
娘のスクールにもある。さて、息子の学校には?

違いの中でかるめのものとしては、国歌斉唱。
学校行事で君が代を歌うのは生まれて初めての私。そういえば、壇上に日の丸があるのも初めての体験。でもそれはそんなに大したことでなく、君が代ってしみじみいい歌だなくらいの感触。

それより特記すべきはこれ。
学校からの配布物類から必要なすぐ使う情報が見つけづらくて、時間割も配布がない上授業初日は何をするのかわからず、息子は筆箱と連絡帳だけ持って登校。
帰宅した息子から文具類を自分だけ持っていなかったと聞かされ、式で配られ持ち帰った"プリント"をぜんぶみかえしてみたら、なんと、こんなところにあったとは!
登校時の持ち物はここに書いてあるよ、くらい一言くれても良いと思う。昨日資料一式を夫が確認した時にはまったく気づけず…
ダブルチェックしないと必要情報捕まえられないなんて、それは資料の意味をなしていない。

こういうの、必読だと思う。



ところで、PTAって入る必要があるのかどうなのか、一体何をする組織なのか会長の挨拶にもなんの説明もなく。
よくわからないまま、主人の携帯に申し込み用フォームのリンクが保管されている。が、一旦このまま忘れようと思う。
娘のスクールにはそんなのなくても学校のサポート活動はがっつり保護者が回せているし、保護者がボランティアで行う活動になぜ会費がいるのか、私には謎である。

夫婦共々仕事もバタバタしていることもあり、細かくいちいち確認とる暇もなく、息子のケアで精一杯なので。
当面の間、息子の学校方面には「えー、そうだったんですか?」力を発動することを決意しました。

えー?そうだったんですかあ?


さてさてその一方で。
今日は娘のスクールの小学校をオンラインで視聴。
今年の担任情報や昨年の皆勤賞など在校キッズにも関係する情報が多いのと、在校保護者も参加歓迎の式なのでオンライン配信も行われるのですが、息子に入学考査当日に拒否られてしまい受験叶わなかったことが、今日改めて悔やまれた時間でした。
目の前の出来事に反応的にやりたい/やりたくないを言う年齢なのだから、丁寧に階段を作って誘うべきだったところ親としての詰めがあまかったせいでこの状況が起きているのだが、なんと大事なチャンスを逃してしまったのだろうかと、息子に申し訳ない気持ちでいっぱいになった。

園長の教育理念が保育士全員に浸透している良い園で育つことができたので、この流れをぜひ繋げたかった。


二つの入学式からわかったことは。
教育者の基礎スキルもマインドセットも教育理念とカリキュラムのアラインから現場へのカスケードにおいても、本来体制的であるはずの公立校よりもオルタナティブスクールの方が成熟しているようすであること。
かたや120年近くの伝統ある公立校、かたや今年で20周年のオルタナティブスクールである。

息子の魅力の一つであるADHD特有の好奇心と前向きさを活かすスタートして、公立校で人との関わりやルール・規律との折り合いをつける練習をすることは正解だと感じている。
でも、次のステップとしてどういう環境でどのようなチャレンジを提供すべきかを、我々夫婦でデザインしてディレクションして進めないと。それも今すぐ開始しないとまずそうな気配を感じている…

うーん。
まずは気になっているオルタナティブスクールの見学、そして長期休みを利用したサマーキャンプ的な刺激の調査、あとは習い事の検討、と言うあたりでしょうか。
GW明けから動き出せるように、隙間時間で一つずつ進めるとしましょう。

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