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上澄みじゃないリアルを見る

ドキュメンタルのシーズン7を観た。
毎回必ず強めの下ネタが放り込まれるから苦笑いの部分はありつつも、なんやかんや笑わせてもらっている。

今回の参加者にはザブングル加藤さんがいて、観ていると、どの部分が面白いところなんだろう?これはいったいどこに向かって行っているんだろう?と、もやもやしたものを感じた。過去の6シーズンでも同様のものを少しは感じていたようにも思う。

ぼくたちが普段目にするバラエティ番組・動画・漫才・コント・ギャグなんかは編集されていたり、練に練られ練習を重ねての到達点であって、その裏の日の目を浴びないところでは、ばっさりカットされた場面や、数多くのボツがある。僕たちが観ているのはその上澄み。

でもザブングルの加藤さんを観ていて、これこそがリアルなんじゃないかと思った。

いったい何が面白いのか、もしくは全く面白くないのか、本人にすら解らない。だから大スベりもするし、周りから批判が上がったりもする。そんな状況がちょっとしたきっかけで一変、誰も予想だにしていなかった形の笑いに繋がったりする。

なるほど、これは本当にドキュメンタリー的で、タイトルの『ドキュメンタル』は内容をよく表しているなと、今になって腑に落ちた。

一視聴者としては編集された笑いも、ドキュメンタル的な笑いも楽しめるのは嬉しい。

実際に自分の周りで起こる・起こす笑いについても、お約束だったり鉄板の流れだけでなく、その場で作り上げていくリアルで予測不可能なものがあるとより豊かだなあと思う。


今日もありがとう、またね。

「スキ」が元気のみなもとです!