【第4話】古代の人たちは意図的にDMTを分泌し高次元にアクセスしていた?
『太古の洞窟壁画、描き手は酸欠状態にあったと新研究』というニュースの見出し。
何の知識もなくこの見出しを読むと意味がわからないのですが、実はDMTは人間が酸欠状態に陥ると脳を保護するために、松果体から大量に分泌されることが分かっています。
世界各地の洞窟には、数万年前に描かれた抽象的でサイケデリックな壁画が残されているのですが、古代の人たちは洞窟の中で火を起こし、意図的に酸欠状態を作り出すことで脳内からDMTの分泌を誘発し高次の世界と繋がり、そこから受けたヴィジョンや啓示を壁画として残していたのではないか?ということが考えられるんですね。
先史考古学者のラン・バルカイ教授は、このように答えています。
ネイティブ・アメリカンのチュマシュ族が住んでいたカリフォルニア地域の洞窟の壁画の場所からは、多量に摂取すれば死に至るような強烈な幻覚作用を持つチョウセンアサガオの種も発見され、それについてナショナル ジオグラフィックにこのような文章が掲載されました。
このように先住民の人たちは、儀式として、その中で神聖なものとして幻覚植物を使用していて、彼らにとってそれら植物は『師』や『ガイド』であり、娯楽や快楽を目的とした"パーティー・ドラック"と呼ばれるものとは、精神文化が違います。
世界の未来に関する『予言』の出もとに先住民が多いのも、幻覚植物を通して高次元と繋がり、情報を得ていたからかも知れません。
新たな啓示がないことも、長年、先住民の儀式が抑圧されてきた結果なのかも知れませんね。
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