伝統野菜
山形県米沢市は、=米沢牛といえばご存知の方が多いと思います。
がしかし、米沢市民が毎日米沢牛を食べているなどということはないし、なにしろ結構なお値段なんですよね。
そういう私も、せいぜい1年に1.2回というところ。それも会議とか懇親会とかいう場面に出くわさないとなかなか食べたりしないんですよ。だから家で家族で米沢牛などという場面は年1くらいでしょうね。
話は米沢牛ではなくて地元に伝わる伝統野菜です。市の西側は『小野川温泉の豆もやし』です。
ふんだんに湧いている温泉の湯を使い、写真のように茎が長いもやしです。
お湯で育てるので根っこもヤワヤワで食べれます。
最近隣の仙台で流行りのセリ鍋もセリの根っこまで食べるのですが、米沢人は豆もやしの根っこをあまり食べません。ウチの店らぁじゃ では根っこまでつけてトッピングしてますけどね。
『小野川温泉の豆もやし』は一昨年鉄腕ダッシュでも紹介されて大人気です。
でも今や一軒だけでの耕作で生産量も限られています。今年は豆が不作ということもあって昨日が今シーズンの最終採集、いや別にシャレてるつもりはないのですが、本当に最終の採集日だったのです。年間せいぜい3ヶ月程度の収穫期ですね。
『寒中キャベツ』『寒中ハクサイ』『寒中ネギ 』そして『雪菜』など、米沢の伝統野菜はいろいろありますが、もしかして今、そして将来なくなってしまうかもしれない一番が『小野川の豆もやし』かもしれません。
手に入れるには来年です。
どうぞ米沢にいらして下さい。
雪の米沢の撮影会をして『小野川の豆もやし』を食べる会!企画しましょうかねぇ?
ちなみに美味しい食べ方は、味噌汁か煮物。
明日は両方メニューに出るウチの朝。
楽しみです。
子供の頃お風呂にしっかり入るようにと数を数えさせられました。
1.2.3.4...
ではなくて、
10なら、ダルマさんが転んだ。 10文字。
そして20なら、
小野川の豆もやし煮て食べて美味かった!
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