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旅行とは想像力。そのトリガーは土着の人とのコミュニケーションかもしれない。

今まで旅行をしたことはありますか?

私は引きこもりに加えて英会話力と機会とお金がないため海外は行ったことありませんが、国内は都道府県のうち半分くらいでしょうか、訪れました。

観光地へ行って観光名所を見て、名物料理を食べて、お土産を買って、スマホでSNSにアップ、私が良くやることです。

(竹富島へ行った時は水牛車に乗って写真…笑)

先日友人が八丈島に遊びに行った話を聞きました。友人がもともと住んでいるのもあり、その友人とのアクティビティを話してくれました。

観光地を巡ったという話は全くされなかったのにもかかわらず、キャンプをして八丈島の美しい自然を友人達と楽しんだ話なんかを聞くと、自分も行きたい気持ちなりました。

その時ふと思いました。

「僕はまだ旅行をしたことはないのかもしれない…」

八丈島に住んでいる人との八丈島の自然とのアクティビティ、それは絶対そこでしか体験できない。

そして土地に住んでいる人を通してその土地での生活を知ることもできる。

なぜ、僕はこの友人が旅行していて、僕が旅行していない、と感じたかを全力で考えてみました。

結論は「想像力が刺激されるかどうか」になりました。

まず自分のアクティビティを考えてみました。

・沖縄で雪塩アイスを食べた。

・首里城にいった。

・沖縄そばを食べた。

アイスもそばも美味しかったし、首里城も素敵な場所でした。

それでも自分次第で想像力が湧く、もう一歩違う体験ができたのではないかなと思いました。

例えば、雪塩アイスのお店の人に話すとなにかアイスのおもしろ話が聞けたかなとか、首里城でスタッフさんと話しをすると何か面白いことを教えてくれたかな、 とか。

瀬底ビーチの夕日も美しかった。ここに島民の方と来たらもしかしたらもっと楽しかったかもしれません。

私の考えるもう一歩違う体験には「人」が関わっています。

旅行した人に話を聞くのと、行ったことがない人に話を聞くのとは差があるのは先日の記事に書きました。

「これからのピアニストの価値って何?」と考えて、普天間と辺野古に行ってみた。

そう考えるとその土地に住んでいる人の話や生活を真似るのは最高の体験なのでは、と。

airbnbなどは民泊アプリですが、現地のアクティビティ体験を申し込めるようになっています。

最初は不思議でしたが、これも旅行体験になると考えれば納得しました。

そうなると、そして自分はなぜこれらが面白く感じるのかと思えば、その体験から想像してしまうからなんだと思いました。

その人たちがやってきたことや話から想像して色んなことを考える。その想像がまたさらに体験を楽しいものにしているんだと。

沖縄に泊まった民泊は沖縄生まれ、沖縄育ちの人。ここから勝手に想像。

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子供の頃は海へ行ったりして遊んだりしてた。大人になると観光業の仕事もしたけど、サービスがするのが大変だし、通うのがめんどくさくなって家で民泊開業。

思いのほか国内外とわず、いろんな人が来て観光業以上の人と接する。

地方から沖縄へパソコン一台でふらりこの宿へ。もう一年以上住んでいる。仕事を聞くとプログラマーだから場所はどこでも良いらしい。

食事はたまには友達と居酒屋で飲むと海ぶどうを食べるけど、基本はスーパーで買って食べる。

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こんな人が沖縄にもいっぱいあるならみるところはこの人たちのライフスタイルやこの人たちの体験を聞いてみたい。そう思う。

この体験からくる想像力が次の創作活動や自分自身を作る新しい材料として作用する、そんなイメージを持ちました。

500万部のベストセラーのユヴァル・ノア・ハラリ箸「サピエンス全史」にも妄想という想像力が進化を促したというように、想像力に働きかける活動や体験というのはとても身のあるもの繋がるということなのかと自分で腹落ちしました。

一方で沖縄に行ったときに国際通りにも行きましたが、やはりたくさんの人がいました。たくさんの人を集める場所はこう行った場所、やはり必要です。

そして観光地や名所も建造物などの知識があると楽しめると思いますし、僕も勉強中です…笑

何をするにしてた想像力を働かせると自分だけの楽しさができ、自身の身になるように作用する、そのきっかけが一番作りやすいのがその土地にあるような人とのコミュニケーションにある、と思った。そんな沖縄旅行でした。

#音楽 #コラム #ビジネス #エッセイ #フリーランス

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