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好きな曲①「Pellicule」

今日は最近よく聞いている好きな曲について書こうと思う。

曲名は「Pellicule」
歌っているのは不可思議/wonderboy

この曲との出会いはAmazonのプライムミュージックで僕へのおすすめ曲を流している時だった。ラップをよく聞いていた僕に対して、Amazonはいろいろなラップ曲を流してくれた。その中で、この曲が流れてきた。
もともとポエトリーラップが好きだったのでこの曲が流れてきた時も純粋にいいなと思った。
しかし、純粋にいいなと思う以上の何かがこの曲にはあった。他にもいろんなラッパーのラップが流れてきていて、有名なラッパーの曲も流れていたのにこの曲に1番惹かれた。

曲を流しているときにしていた作業がひと段落したところで僕は、この曲や歌っているラッパーについて調べてみることにした。
まずはWikipediaが出てきた。Wikipediaにはこの曲を歌っている不可思議/wonderboyがもう数年前に他界していると書いてあった。僕は一曲で僕の心を掴んでくれた不可思議/wonderboyの新曲を聞いてみたいと思っていたのでこの事実はショックだったし悲しかった。

そのあとすぐにYouTubeで曲を漁ってみることにした。またここでも驚かされることがあった。なんと公式から出ている「Pellicule」の再生回数が1000万回を超えていた。10年近く前に公開されているとはいえ、1000万回以上再生されている曲はそうそうない。なぜ今までこの曲に出会うことがなかったのだろうか、生きているうちに出会いたかったなと思った。
コメント欄を見てまた驚かされたのだが、僕が初めてこの曲を知った日は、不可思議/wonderboyの命日のつい2日後だった。そのため追悼のためまた見にきたというコメントが多くあった。


ただ、今でもなぜこの曲があのとき僕に刺さったのかがわからない。この曲は短い曲だし、歌詞を見ていっても、まあそんなことはどうでもいいんだけどとはぐらかしているような部分が多い。ただその分、時々出てくるパンチラインが響くのだろう。そして、若者のリアルな心境をうまく歌っており、なんといっても歌い方が心にくるものがある。料理でいうところのうまみのようなものがこの曲からは溢れているのだろう。

YouTubeのコメント欄を見ていると、亡くなってこの曲が評価されるようになったというようなコメントをよく見る。しかし、この曲はそんな背景がなくてもこの曲のみで評価されるものだと思う。実際、僕もそんな背景を知らずに惹かれたのでこの曲が素晴らしいのは間違いないと思う。
是非一度聞いてみていただきたい。


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