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浮世絵師が生きた時代@三菱一号館美術館

ブリックスクエア

今日のお昼ご飯は、勤務先の近くのブリックスクエアでした。この区画は、落ち着きがあり好きなのですが、敷地内に三菱一号館美術館があることも気に入っている理由の一つです。

この美術館は、1894年(明治27年)に英国人建築家ジョサイア・コンドルによって建築され、一度解体されたものを、2010年に復元されたもので、煉瓦造りが特徴です。

ここで、先日、浮世絵の展示を見ました。
取り上げられていたのは、落合芳幾と月岡芳年という、この美術館の建築時期と重なる時代の浮世絵師でした。資料によると、この二人は、30歳前後で明治維新を迎え、最後の浮世絵師と呼ばれる世代だったそう。展示では、時代の移り変わりを盛り込んだ二人の作品を見ることができました。

そして、この美術館は、今回を最後に、改装のためしばらく休館するとのこと。建築当初を生きた芸術家を取り上げてリニューアルへ繋ぐなんて素敵だなと思いました。そして、来年の再開時には、どのような人が取り上げられるかも楽しみになりました。


 
 

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