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東日本大震災から11年

2011年3月11日。
当時、私は大分県教育庁で2013年に北部九州4県(大分、福岡、佐賀、長崎)で開催するインターハイの準備担当でした。

2011年は初のブロック開催。
北東北(青森、秋田、岩手)でインターハイが開催されるとのことで、私たちも中心県(総合開会式を実施する県)の青森県の担当の方とは、密に連絡をとっていました。

あの日は、大変なことが起きているとのことで、室内のTVがつけられ、津波の映像を見ました。正直、映画かなんかを見ているようで、現実の景色とはとうてい思えない、そんな異様な景色に気持ちが追い付かなかったことを記憶しています。

岩手県は被害状況からして、インターハイどころではなかったのに、2011年の夏にインターハイを開催できたことは本当にすごかった。

2014年4月、文部科学省スポーツ・青少年局スポーツ振興課に配属となり、担当した業務の一つに「学びを通じた被災地の地域コミュニティ再生支援事業」が。私が担当したのはスポーツの部分のみ。

https://www.reconstruction.go.jp/topics/main-cat8/sub-cat8-3/20130625_monnkasyou_hosoku_2.pdf

一度、被災地の現状を見た方がいいと担当補佐が言ってくれたので、私と係員(研修生)で岩手県へ。

1泊2日で大槌、釜石、大船渡など、事業を行っている地区を岩手大学の先生に案内をしていただきました。

まだ仮設住宅が学校のグラウンドにある状態。
仮設住宅も隣の人の生活音が聞こえると。
震災から3年が経過していたので、自分がその立場だったら本当に耐えられないと…。

そして、2017年2月には東北スポーツボランティアサミットに参加。
Jヴィレッジに行くことができました。
まだまだ復興半ばで、ピッチ内に仮設住宅がある景色、時が止まっている景色に、ココロが痛みました。

西さんの料理をいただき、いわきへ。
ここは新たな息吹を感じられた場所。

東日本大震災の被災者の方々に対して、自分ができることはあまりないけど、映画「MARCH」を見て、大分でも上映したいと!
(2回上映会を開催)


2017年12月。
サッカークラブを立ち上げることになり、JFL等の企業クラブに話を聞きに行くことに。
せっかくなので、いわきFCも訪問先にリストアップ。
施設等の見学をさせていただきました!

いわきFCもビジョン等がしっかりしていて、学ぶことが多いクラブ。

熊本地震の際は、東京にいたこともあり、最近、あまり大きな地震を体験していない。
広島で芸予地震、松本で長野県神城断層地震にあったことはある 汗

先日の真夜中の地震は久々の揺れで、しばらく恐怖で眠れなかった。自然の力にはなすすべなしだなと改めて感じた瞬間でした。

大分は大雨等による水害が毎年のように発生しているので、SDGsではないけど、地球環境と共存していくことが大事。
自分ができることにはしっかり取り組んでいきたい。


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