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大人の歯は何本あれば大丈夫?永久歯の本数とおいしい食事の関係!LBSホワイトニング銀座店

食事をおいしく食べるためには「歯」が大切な役割を担っています。
大人の歯は、親知らずを除いて28本。
20本以上の歯があれば、ほとんどの食べ物がおいしく食べられることから、「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という8020運動が展開されています。
おいしく楽しく食事をするために、歯はしっかりケアしましょう。

目次

①「歯の健康」は「毎日の食事」に影響する

②「歯の本数」、子ども20本、大人28本

③「歯の種類」とそれぞれの「役割」

④「歯の本数」と「食べられるもの」の関係

⑤「歯の本数」と「味覚」の関係

⑥「健康な歯」でおいしく食べる

⑦「8020運動」って?

①「歯」の健康は「毎日の食事」に影響する

「うまく噛めなくて、何を食べてもあまりおいしく感じられない」なんてことはありませんか?

「毎日の食事」は、健康な生活の基本です。
そして、食べることに大きな影響を与えているのが「歯」です。
歯には、奥歯には奥歯の、前歯には前歯の役割があり、どれが欠けても食べ物をおいしく食べることができません。

今回は、「歯の本数」と「食事」の関係について学んでいきましょう。

②歯の「本数」、子どもは20本、大人は28本

正常な歯の本数をご存じですか?乳歯の数は20本、永久歯の数は親知らずを除くと28本、親知らずを加えると32本です。

最近は、親知らずが元々ない人が多いので、親知らずを除いて28本とする場合が多いようです。

③歯の「種類」とそれぞれの「役割」

歯は、1本1本大きさや形が異なります。
それは、ものを噛む時にそれぞれが違う「役割」を果たすためです。
歯の「種類」と「役割」は次のとおりです。この3つがそろってこそ、食べ物をおいしく食べることができるのです。

1.「切歯(せっし)」と呼ばれる前歯
食べ物を噛み切ります。

2.「犬歯(けんし)」と呼ばれる糸切り歯
肉などを引き裂きます。

3.「臼歯(きゅうし)」と呼ばれる奥歯
食べ物を細かくすりつぶします。

④「歯の本数」と「食べられるもの」の関係

※新庄ほか:老人健康法に基づく歯の健康教育 歯の健康相談の担当者になったら 1989

「歯の本数」と、食べられる食材には大きな関連があります。
歯が抜けてなくなってしまうと、しっかりものが噛めなくなり、食べられるものの種類が減ってきます。
つまり、18~28本の歯があれば、フランスパンやたくあんなど、かたい食べ物でも食べられますが、0~5本しか歯が残っていないと、バナナやうどんなどやわらかいものしか食べられなくなってしまうということになります。

⑤「歯の本数」と「味覚」の関係

55~75歳の1,518人を対象に行った調査によると、
「食事がとてもおいしい」と感じている人は平均20本の歯が残っていたのに対し、「食事がおいしくない」と感じている人は平均11本しか歯が残っていませんでした。

このように、歯が抜けると食べられるものが限られてしまうだけでなく、食事がおいしく感じなくなるという調査結果も出ています。

⑥「健康な歯」でおいしく食べる

たくさんの種類の食物から栄養をきちんと取り入れるとともに、おいしさを楽しむためにも歯はとても大切です。
しっかりとケアをして「健康な歯」を保ちましょう。

⑦「8020(ハチマル ニイマル)運動」って?

「8020」運動
皆さんは、「8020(ハチマルニイマル)運動」をご存じですか?
20本以上の歯があれば、ほとんどの食べ物がおいしく食べられることから、「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。

8020未達成の人も増加している実情
下のグラフに示すとおり、高齢者人口の増加から、8020を達成できた人の数が年々増加している一方で、8020を達成できなかった人の数も増えているのが実情です。

8020で「生活」がより楽しくイキイキと!
アンケート調査によれば、8020を達成した人は、達成できなかった人に比べて、食べることだけではなく、日常の生活行動も「楽しい」と感じている人が多いことがわかります。

8020は、「生活」を楽しく、イキイキと過ごすことに通じています。
8020を達成して、いつまでもイキイキとした生活が送れるよう、今から「歯のケア」をしっかり行いましょう!


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