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「やるか、やられるか」富山が千葉に勝つ為に

目次

1、オフェンスで守る
2、冨樫及びハイピック対策

1.オフェンスで守る


富山がしっかりと攻めきる事が出来れば、千葉はローテーションによって陣形が崩れたり、リバウンドを取るのに苦労するはず。
つまり速攻に移るのが遅くなるということだ。

千葉のガード、シューター、ビッグマン達の速攻の足止めをするにはオフェンスで最低でも「簡単に速攻に移らせないオフェンス」をする必要がある。

これを考えると、スミスのポストフィードへのボール供給をスムーズに行うことが必要になる。

その為には冨樫に付かれるであろう大塚が、身長差を活かしてスミスへのボール供給の役目を担う回数が多くなるだろう。
(ポジションは違うが、宇都だとポストプレーをされる為、身長を使ったプレーの1番苦手な大塚に付くだろう)

そしてそれを安全に行う為には大塚はスクリーンを使い、宇都が確実にボールを渡してというように
長い逆算からくる高度なやり取りが繰り広げられるだろう。

ガードの何気無いボール運びから次のDFが既に始まっていると言っていい。

ここにも注目するとよりブースターの方々は楽しめると思う。


因みにオフェンシブリバウンドに果敢に絡む水戸選手と葛原選手は相手のリバウンド確保を手こずらせる隠れキーマンだと私は思っている。

2、冨樫及びハイピック対策

下記はレギュラーシーズンでの千葉対富山の1戦目の冨樫がコートにいる時とベンチに居る時の得点と失点。

冨樫がベンチにいる時:富山 28-15 千葉
冨樫がコートにいる時:富山 16-26 千葉
※10分あたり換算

このことからも分かるように冨樫の対策は必須。
特に冨樫のハイピックからの失点がこの試合では多かった。

ここは前回の記事や川村にやられた横浜戦同様、富山のスクリーン対策が必須になる。
千葉は冨樫へスミスにマークされているセンターがハイピックに行くパターンを多用する筈だ。

ここを富山がどういう対策を用意してくるのか注目したい。

リンク記事:富山が三河と相性が悪い理由https://note.mu/masafu1030/n/n2070b0a41859

最後に

富山グラウジーズは残留POからCSへ行った初めてのチーム。
これがどんなに凄いことか。

次は8位が1位を破る初のアップセットを起こして欲しい。

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