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富山、三河、名古屋、CSへ行くのは?


先日、富山が滋賀に2連勝しCS進出に望みが繋がった。

一旦、ここで勝率で競っていて尚且つCS最後の椅子を争う富山、三河、名古屋の勝率と今後の日程を比較してみようと思う。
(渋谷、京都も可能性はあるものの、今回は特に拮抗しているということでこの3チームを取り上げます)


目次

1、現在のワイルドカード順位表のおさらい
2、3チームの日程と勝敗予想
3、最終的にCS進出を決めるのはどんなチームか?
4、富山グラウジーズの明るいニュース


1、現在のワイルドカード順位表のおさらい


現在の順位表がこちら。

1位 アルバルク東京(34勝13敗)
2位 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ(25勝22敗)
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3位 シーホース三河(24勝23敗)
4位 富山グラウジーズ(24勝23敗)
5位 サンロッカーズ渋谷(21勝26敗)
※京都ハンナリーズは西地区2位で27勝20敗

ここで富山が知っておかなくてはいけないのが、富山は名古屋、三河と勝率で並んだ場合、対戦歴で劣るということ。

名古屋とは2勝2敗で痛み分けているものの、得失点差は僅かに-2で負けている。
また三河とは現在1勝3敗でまだ2戦残しているものの、得失点差は-41とほぼ決定的。

故に富山は勝ち星で三河、名古屋を上回らなくてはいけない。
※京都が落ちてきて並んだ場合には2戦2勝しているため、ここは安心。


2、3チームの日程と勝敗予想


※こちらの勝敗予想はあくまでここまでの対戦歴から単純に割り出し、
さらにグラブーである岩沢マサフミの若干の希望的観測も含まれるものですのでご了承下さい。

こちらが三河、名古屋、富山の残りの日程。
赤が勝ち、青が負け、()内はその時の勝利数。
予想できる勝敗成績はおおよそこのような感じ。

ここから分かるのは3チームの日程にそこまで差はないということ。
故に三河との直接対決である3月30日と31日はやはり重要な試合になる。
更に名古屋は31日までは比較的厳しい日程であるため、ワイルドカード2位へ浮上するビッグチャンスでもある。

当然、対戦歴通りの結果になるとは限らないが、いずれにせよ同勝率ではいけない富山はやや劣勢な状況。そのため、ここからは三河、名古屋の勝敗も重要になってくる。
3チームでどこが取りこぼしをし、金星を挙げるのか毎試合目が離せない1ヶ月になる。


3、最終的にCS進出を決めるのはどんなチームか?

また、勝敗だけでなく内容も重要になってくる。

同じ勝ち星でも、DFやクロージングの甘さをどうにか個人技で逃げ切るなど課題が残るものでは次に試合を落とす可能性が高くなる。
今シーズンは水曜日開催が多く日程が詰まっているため、修正に費やせる時間が限られているから尚更だ。

格下に勝つにせよ、格上に負けるにせよ、チームのコンセプトを遂行し、貫くこと。その中で試合を追う毎にチームコンセプトをより強固に作り上げたチームがここから頭一つ抜きん出るのだと思う。

昨シーズン2位~5位まで混戦だった中地区で、最後に2位を勝ち取った名古屋はそんな感じだった。
さらに名古屋はその後、CS6位シードで3位の琉球から1勝挙げて第3戦まで持ち込んでいる。


4、富山グラウジーズの明るいニュース


一方でこんな明るいニュースもある。

リーグ全体15位の横浜ビーコルセアーズが14勝33敗であるため、次回23、24日の2試合で富山が横浜とのゲーム差を1つでも広げることがあれば残り11試合で11ゲーム差となり、既に横浜に4勝している富山は残留プレーオフの回避が確定となる。

昨シーズンはCS争いから一転、24勝挙げたにも関わらず残留プレーオフに進み、ファイナルが終わった翌日まで戦った苦い経験があるのでグラブーにとってはかなり喜ばしい事なのではないだろうか。
(私はそっちも結構気にしていた。ちなみに写真は昨シーズンの富山対熊本)

16-17シーズンでは18勝。
17-18シーズンでは24勝。
18-19シーズン。13試合残して既に24勝。

今年はどこまで伸ばしてくれるのか。
残り13試合。
そのあともシーズンは続いているのか。
最後まで富山の戦いを見届けたい。


ここまで読んでいただきありがとうございました。
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岩沢マサフミ@グラブー https://twitter.com/masa1030_gura
岩沢マサフミ@バスケ https://twitter.com/masafumi_1030


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