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農業複業化プロジェクトマガジン

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長野県佐久市内山地区で、休耕地や耕作放棄地を農地として再生させ、生きる基本である「食」に少し真剣に向き合い、自ら作れるようになることを目的に活動しています。 米作りを基本に、生活… もっと読む
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#多様性を考える

農業複業化プロジェクトマガジンで伝えたいこと

農業複業化プロジェクト。生きる基本である食に少し真剣に向き合い、米作りをベースに「生きるチカラ」を育むプロジェクトです。 プロジェクトが行われているのは、長野県佐久市内山地区。 里山に囲まれた環境にある休耕地を少しずつ再生させ、多様なメンバーと共に、生き方の選択肢としての農ある暮らしを実践しています。 このプロジェクトについて、もう少し詳しく知りたいという方は、こちらをお読みいただければと思います。 ◆このマガジンで伝えたいこと 「生き方の選択肢として、農ある暮らしを実践

〝ガス湧き〟と格闘した、今年開墾した田んぼ

田植えを終えた後は、田んぼの水管理をするために、ほぼ毎日田んぼに行くというのが普通だと思うのですが、僕らはたまに様子を見に行く程度です。そこはテクノロジーのチカラをお借りして、センサーとスマホアプリを使って水管理をしているからです。 ちなみに、水田ファーモという仕組みを使わせていただいていて、センサーで水位や温度が定期的に測定されて、スマホのアプリで見ることができますす。水位が減ってきたらこれもアプリでゲートを開ければよいのです。ですので、農業複業化プロジェクトのメンバーで

なぜ、開墾するのか。

米作りを基本に「生きるチカラ」に向き合う「農業複業化プロジェクト」 今期は2年目。新たにプログラマーであったり、旅館経営者であったり、新聞記者であったり、リモートワーカーであったり様々な特技をもつ6名のメンバーが加わってくれてのスタートです。 メンバーが増える、ということもあり田んぼを拡張することにしました。 そして、借りた土地がこちら。 昨年再生した田んぼのすぐそばの敷地で、1反(10a)をちょっと割るくらいの面積です。 農林水産省によれば令和2年度のお米10aあたりの

畔塗、春耕、荒代掻き~田植えの準備~

3月にのぎとりをして、種子選別をして、籾まきをして。 3月~4月はまだまだ氷点下になる日もある佐久地域。 時にはストーブたいたりして見守ってきた苗がしっかり育ってきました。(講師の磯村さんのハウスで育苗してもらっています。様子を適宜UPしてくれるのですが、これは本当に気も使うし大変な作業です) そして気づけばもう5月。 今月末はいよいよ田植えです。 さて、田植えをするまでにやることが「畔塗り」と「春耕」と「代掻き」です。今回は、その様子をご紹介します。 ◆畔塗り(あぜぬ