ペットボトル充填機2

私の会社履歴1 包装機械

皆さんこんにちは。
今回から、自分が今まで行った会社について書こうと思います。

20歳で新卒で入った会社は、静岡県静岡市(旧清水市)に本社がある
包装機械を設計・開発している会社に入社しました。

包装機械とは?

ペットボトル飲料を例に挙げると分かり易いと思います。
空の容器を整列して洗浄・充填・キャップ締め・ラベル貼りをし、
梱包する生産設備ラインの事を言います。

そこで自分が担当したのが、充填機と呼ばれる設備でした。
設計と言っても0→1を生み出す事はせず、
その会社にある既存の設備の数字(充填容量・粘度・容器寸法等)を
変更すれば何とかなるものでした。
(いわゆる設計変更又は改造と呼ばれます)

この会社では、某製薬会社の芳香剤の充填機の設計を担当しました。
初めて設計して世に出た喜びは今も忘れられません。

色々な出来事

この会社では色々ありましが、思いつくままにリストアップしました。
メモ書き程度である事をご了承下さい。

・終業のチャイムと同時に車のドアを開ける人がいた(フライング疑惑)
・食堂での座席が誰が何処に座るか決まっている
・会社を辞めたNさんに怪しい磁気枕を買わされそうになる
・同期のY君に会社を辞めないでと懇願する→結果辞めてしまう
・同期は15人中4人しか残っていない(2018年現在)
・出張先の花王和歌山でムカついて設備の中での作業中に寝る
・同期で花見に行って酔ったまま自分の車に9人乗せる

若気の至りである事は間違いありません。
ただ、会社としておかしな事もありました。
今振り返ってみて改めてわかりました。
でもこれもいい思い出です。

退職理由

で、前置きはこれくらいにして、本題の退職理由についてお話します。
結果1年半で退職する事になりますが、
1番の理由は設計業務をさせてもらえなかったからです。

1年の現場研修(機械加工・組立)を経て設計の部署に配属されましたが、
半年後に組立の部署に異動になりました。
理由を聞いてみると、
「もう1回現場に行って勉強してこい。設計の戻るのはそれからだ。」
「いつ設計に戻れるんですか?」
「わからない。1年後かもしれないし、6年後かもしれない。」

その瞬間に辞める決意をしました。
設計をやる為に入ったのに、ずっと現場に居るなら意味ないと思った
からです。

後で他の人に色々聞いてみると、どうやら自分は言う事を聞かなくて
扱いにくいという事でした。
新入社員のくせに生意気だ!とか、会社に従順ではないというレベルです。

「あっ、自分サラリーマンに向いてないかも」と思った瞬間でした。
どれだけ自分が優秀になっても、出来ない上司には一生逆らえないという
理不尽を初めて感じた瞬間でした。

他にも、仕事とは関係ない所で無駄な事が多いのも理由でした。
入ったばかりで分からないから、その都度反抗していました。
自分の歓迎会の2次会に行かないとか、
和歌山に出張の予定が普通に会社に居るとか…
今思えば上司にとっては扱いにくかったと思います。

そんな理由であっさりと辞めました。
結局次は同じ職種の会社に転職するんですが、
それは会社履歴2でお話したいと思います。

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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