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サッカーオリンピック男子。スペイン戦は一瞬の緩み。

私は大のスポーツ好き。特に球技には目がありません。仕事の休みの日には、近所の球場や競技場に足を運び、観戦してます。
今はコロナ禍で、なかなか観戦に向かえませんが、オリンピックで野球、サッカー、バスケット、ハンドボール、テニス、ゴルフ、ホッケー、水球などテレビで観戦出来、まさにパラダイスです。
長年観戦して理解しているのが、「球際」のプレーが勝敗や勢い、流れを作る事です。
これからタイムリーに伝えていきます。これを知った上で観戦すれば、幅が広がりますので、スポーツ好きの方は必見です。

◎8/3サッカー日本対スペイン戦
先ず分かり易い所から話します。前後半スコアレスドロー、延長後半10分、一瞬で1点を取られてしまい、1対0で敗戦した。

この点を取られるまで、日本は鉄壁な守りであったが、延長後半に入り、点を取りに行き、陣営が前掛かりに変わったのである。

怒濤の攻撃の後、相手からの反撃。自陣ゴール近くからのスローイン。細かいパス、しかもペナルティエリア内だ。延長前半までやってきたビタヅキの「シュートコースブロック」が、この試合初めてフリーにさせた。この一瞬の隙を、相手は逃がさなかったのだ。

ここが敗因である。直前まで攻撃が続き、前掛かりになった後の守り。過去も日本はこういう場面で失点している。

日本人の習性で、ひとつの事に120%の力を使う為、もう一つが疎かになってしまうのだ。この失点の場面、攻撃に120%力を使い、守りに入った際、70~80%の力で守ってしまった。言い換えれば、守備の気力が薄れ、守備の足が止まってしまったのである。

今までシュートコースを、完全にブロックしていたのが、一瞬ディフェンス2人が「傍観者」になってしまい、フリーで打たせてしまったのである。

この長い120分の戦い、この一瞬の緩みが、勝敗を決めてしまうのである。又この一瞬を逃がさないスペイン選手は、一級品なのである。

又スペイン選手は、攻守の力のバランスが常に安定し、頭の切り替えがはっきりしているのである。さすが強豪国だ。

◎最後に
120分の死闘、一瞬の緩みが勝敗を決めてしまった。ゲームプランが、堅守からのカウンターだったので、守りだけは隙を見せてはならない試合だった。

ノーサイドの笛が鳴るまで、気も体力も使うが、「球際」を大切にして欲しい。メキシコ戦が最後、自信を持って望んで欲しい。

サッカー日本代表へ、GoodLuck!

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