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WavesのH-Compを使ってみたよ。

この前WavesのH-Compが無償で配布されていた。普通に買ったら5000くらいするようだが、折角なので貰ってみた。

オレ自身あまりWavesは詳しくなかったが、このビジュアルはなんか見たことがあった。かなりロングヒットなようで、それほど根強い人気ということだろう。


FET系コンプとして優秀!!

まず小一時間使ってみて...、

結構使える音だけれどかなり操作にクセがある!!

と思った。まだガッツリ使い込んでるわけではないので、この記事は後々改訂しまくるかもしれないことをまずご了承いただきたい。

ドラムのキックやスネア、タム系に使ってみたところ、オレの中で1176系(FET)コンプ的な役割を果たせそうな気がした。

薄い変化と濃い変化

今までオレはPurple AudioのMC77を使っていた。(Plugin Allianceに入ってるやつ)

確かにこちらもいいコンプではあるのだが、かかっているのかどうかがよくわからなかった。

まぁ本来コンプとはそういうものなのだが、にしてもいまいち実感しにくかった。それでもかかってるんだなって信じてそのまま処理していた。

だけどH-Compの方は、いちいちかかり方が派手という印象だった。スネアのような派手な加工が必要であれば重宝するであろうと思った。

なので、MC77が薄い変化に対してH-Compが濃い変化と言った感じだろう。

操作と音の変化にクセあり?

ただかかり方が派手という反面、少しでもツマミを回しすぎると途端に変な音になってしまうのが難点だ。

例えばアタック値も、ちょっと回しすぎると変なノイズみたいなのがなってしまう。スレショルドもノブひとつで一気に派手か素朴か変わってくような感じ。

なので、H-Compを扱う際は最初から派手な音にしてやろうって思わない方がいいかもしれない。最初は原音に忠実な音にして、そこから足し算方式で派手に加工していくイメージにした方が納得できる音が使いやすいと思った。

倍音付加が最大の特徴

そして個人的に一番良いと思ったツマミは、左上のANALOGだ。

どうやら倍音を付加してくれるツマミらしいが、個人的に2か3にしたらめちゃくちゃ良い音がなった。オレ好みのコンプレッション感とでも表現しようか。
(アジカン・エルレのようなロック系音楽が好きなので、スネアがむっちりとした音?)

おそらくこのANALOGつまみによって得られる倍音効果がH-Comp最大の特徴と言えるだろう。

まとめ

先ほども述べたように、変化が派手すぎるコンプなので、右のミックスのツマミは抑えてもいいと思う。時には半分以下でも全然いいくらい。

そんなわけで、結構あらゆる場面で使えそうなコンプであると思った。(今更?という方もいるかもしれないが笑)

ヒビロック