見出し画像

LOOK UCI Granfondo in Dubai 45-49歳 (2018/12/14)

3年目の参戦となるLOOK UCI Granfondo in Dubai。
昨年は平均速度が45km/h近くにも達する高速なレースです。

コースは92km。街中へ進んだあと郊外の道路に戻り片道20kmをひたすら真っ直ぐに進む道路を往復します。

詳細は不明ですが、霧か交通封鎖の失敗かで40分近く遅れてレースがスタート。年代別で争われますが、UCIカテゴリは全て同時スタートです。

Autodromeサーキットを出て公道へ。序盤から、カテゴリは異なるがチームメイトの山本が5人ほど連れてスルスルと抜け出していくので、こちらは後ろで待機。追走へのチェックと、タイミングが合えばブリッジを敢行しようと。しかし45km/hでの巡行からの飛び出しになるので、そうそう上手くはいかない。
逃げ集団からも1人2人と落ちてきて、結局吸収される。

しかし落ち着くことはなく、次々とアタックがかかり続けるため、全く気が抜けない。
過去2年は、逃げに乗り損ねたこともあり、今年こそはと、5人以上の逃げになりそうなときは、ブリッジをかけてでも乗りにいくが、思うようには決まらない。

それでも途中の緩い上りを単独で追走に入ると、逃げ集団が出来た。後から山本も乗ってきたのでこのまま決めたかったが、捕まってしまった。
ここからカウンターで飛び出した10人ほどが10秒ほどのリード。ブリッジをかけるか悩んだが、集団に戻った直後で脚が無かったのと、残りは40kmのひたすら真っ直ぐな直線なので、捕まえられると思い見逃してしまった

(強力な逃げメンバー)

しかし、この逃げは想定外に強力で集団とのタイム差を広げていく。最初のUターンでメンバー確認、45-49歳はいないようだ。
その後、1分近くに広がったタイム差、自分としては追う必要は無いのだが、山本が積極的に集団を牽引しているので協力して追うことにする。

ジワっとペースを上げて集団に戻ろうとするが、一列棒状なので中々いれてもらえない。しかし入れなかった人たちが集団を牽引するわけでもないので、また速度は落ちてしまう。
山本が先頭を引いた後も、後ろについていた選手は脚を止めてしまう。なんのために、その位置にいるのか…

2回目のUターンをすぎても45秒差。そこで少し強引な手を使って速度を引き上げる。
目視でもジワジワと近づいてるのは分かるが、途中の標識やラウンドアバウトなどでタイム差を測りながら確実に詰めていることを確認する。

15秒差まで近づくと協力してくれる選手が増えてくるので、引く時間を短くして少し脚をためる。
残り10kmを切ったあたりで、ようやくキャッチ。

先頭でAutodromeサーキットへ戻る。不本意だけど集団ゴールスプリントを覚悟。
サーキット内はカオス。縁石などもあるが乗り越えられるし、中には大幅にショートカットしてる選手も…
ポイントはホームストレート前の最後の登り、ここを抜けた順位でほぼ決まってしまう。
イン側から登って、そこそこいい位置でホームストレートへ!が、右の方から選手がドミノだおしになっている。左の選手に少し当たりながらもギリギリで避けたが、かなりの減速。

なんとか踏み返して45-49歳では5位でゴールした。

チームメイトの山本、長嶋ともにパンクで遅れる中、世界選手権のチケットをゲット出来たのはギリギリの合格点ではあるが、表彰台まで届かなかったのは残念です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?