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ツール・ド・おきなわ140km (2012/11/25)

※cocologより引越しました(2014/03/31)
※WordPressより引越しました(2018/11/13)

スタート前にZaikouさんと2人でアップに。
普久川ダムの入り口まで走って帰り道でスプリント練。
スプリントに備えるというよりは脚が回るのを確認するため。

軽く回してみるとインナーシッティングで998Wをマーク。
アウターに上げてダンシングして1035W。
もう1本やると今季最高をマークできそうだったけど、もう十分と判断してストップ。
今日は脚がよく回るようだ。

□レーススタート
無難に先頭真ん中からスタート。
先頭から出ても、すぐには上げない。
例年通り、10番手ぐらいをうろちょろしながら最初の普久川ダムの上りへ…

数人が飛び出すが、あえて追わずに自分が集団の先頭に立つ形でペースを作る。
上りが急になってもL5を上げ過ぎない程度、ゆるくなってもL4の上限付近を維持するように…
結局、そのまま最初のピークまで

– 普久川ダム1本目 16:02 303W

KOMまでで数人も吸収、2人ぐらいがかっ飛んで行った。
そういえば山岳賞争いをこんな近くで見たの初めてかも…

補給所では水を1本もらってダブルボトル体制に

KOMでの飛び出しから一人が逃げていた。さらに途中でもう一人がアタックして追いかけていった。
アップダウンの下りでは先頭に入るようにしてたので終始見ていたけど見送り。

レースは自分が行けるところ、行きたい所で行くんじゃなくて、相手が嫌だと思う所でいくものだと思う。
後ろは追う気がなくても捕まえられてしまうからなあ。

ゴローちゃんと危ない選手の意見交換をしながら10円饅頭を20個mgmg。最初の1時間では固形物を取ろうと思っていたので補給成功。

奥の上りで7ga4さんがスルスルと上がっていったので自分もついていき、一緒にペースを作る。
速くないけど遅くない程度でひいておけば自分が無駄脚使わないですむので…

– 奥の上り 7:31 284W

とりあえず何かあっても動けるように、ゴローちゃんや Gyo_Renjiの近くを走る。
そしてもうすぐ2回目の上りという所で、ちょっといざこざ。
偉大な成績を残してる選手だけどね。あーいうの見るとがっかり。
噂には聞いてたけど国内のレース中心では、あーやって選手に圧力かけてたんだろうなあ。

なんとか話にケリをつけて工事区間を利用して先頭付近にジャンプアップ。シクロクロスの練習が役にたったなw

しかし、なんだか脚に違和感が…
これは、マジで脚攣る5分前…

ゴローちゃんに最期のお別れを言いに行ったら
「この集団は下りが遅いから上りで遅れても諦めないで踏んでください。絶対に追いつけます!」
と温かいお言葉

このまま2本目に突入
この上りは、何度かのL5インターバルを含むL4な上り。
斜度が上がる瞬間に脚が攣りそうになるのを何とか踏み方を工夫してこらえる。
もうダメ、絶対ダメと思っていたらZaikouさんがふってきた。どうも逃げてたらしい。

そして近くにいた優勝候補のGyo_Renjiも落ちていった。南無…

いよいよ過去2年間超えられなかった残り1km付近の上り。ここをギリギリでごまかしながら耐える。無理?もう無理?って何回か思ったけど、本当に脚が攣る寸前の所で耐え切った!
勾配がゆるくなったところは何とかドラフティングに入って先頭が見えるぐらいでクリア!

嬉しくて、ちょっと涙が出た。

– 普久川ダム2本目 15:50 301W

KOMまでに先頭付近に合流。
そして一人逃げてるはずなのに、なぜか山岳賞取りにいく人が…

ここで、さっきゴローちゃんに言われたことを思い出した。
下りのペースが落ちないように上げねば!
先頭が緩んだ瞬間に先頭に立って全開で下りに突っ込む、うっかりオーバースピードで側溝に落ちそうになりながらも、さらにペース上げてくれる人に変わってもらって緩めることなく補給所へ。
スタートでCCD2本入れておいたボトルは2/3残ってたので、また水をもらう。

分岐からの下りで2人ぐらいが飛び出す。
誰も追わないけど、ちょっとでも速く学校の上りに入りたかったので単独で追いにいく。
ここで本日の最高速度85.8km/hをマーク。ほんまかいな

結局、後ろも追いついてきて20人ぐらいの集団で学校の上りへ
序盤から2,3人が飛び出し、さらにそこに2,3人が合流していく。
全部見えてんだけど自分は全く動けない…

気がつくと、Zaikouさんや7ga4さんも落ちていった。南無…

なんとか10人ぐらいの集団最後尾で上りきる。

– 学校の上り 6:11 311W

前は目視出来る範囲で40秒ぐらいか? すぐさまに10人は追撃体制に入る。
セキヤのk008300 や、チームCB遠藤選手、なるしま西城くん、経験豊富なsynergy沢本さん、何度か上位にきてる竹内選手、Blue Glassの選手も踏めてるし、力強い追走集団。 これなら追いつける!

と思ったけど自分が全く踏めない…

本当にギリギリで3回に1回、ローテに入れるかどうかってレベル。
しかし、ローテの練習はしてないのか、たまに上手く回らないことが…
他にも下りに入ったら踏まないとか、上りで踏みすぎとか…

残った力を振り絞って、そういうタイミングでローテに入り追走集団のペースをコントロールしていく。
一瞬でもペースを落とさないように。
また、たまに100kmの選手が入ってきてしまうのも全部露払い。
ペース合わない選手がいると回しづらいしね。

幸いにして審判車が頻繁にタイム差を教えてくれる。20〜40秒を行ったり来たりな感じ。 そんな中、5人の逃げ集団が先頭を逃げていた人を吸収。

しかし、向こうは後ろに女子国際や100kmの選手も金魚のフンになっていて回しづらそうだ。

この追いかけっこは、ここから52分続き、2回目の補給所を過ぎたあたりで追いついた。
向こうはかなりガッカリした感じw

ここまでの区間でノンカフェインなジェルは食べつくし、カフェイン入りのジェルにチェンジ。

—-

ここから17kmほどで羽地ダムということもあり、集団はまったりとしたペースで進む。

時々、女子国際の選手や100kmの選手がチョロチョロと上がったり下がったりを繰り返して、めちゃくちゃウザい。
「140kmは先頭集団なので、離れて下さい」と言ってもガン無視。なんじゃありゃ…

とかしてたら、なんと210kmの先頭集団が追いついてきた。
パッと見ただけで40人以上?!

「210kmは先に行かせようぜ」と言って前に出したんだけど、
一人だけヒルクラがやたらと強い選手が210kmに混じって行ってしまった。
下がってくるのかなあと思って、ゴローちゃんなんかと様子を見ながら210kmの後ろについてたけど、あろうことか210kmの先頭付近まで上がってしまった。

しかも、よりによってコースは片側1車線になってる区間。
審判もどうしようもなかったかな。

混沌とした状態の中、もうこれは行くしかないねってことになって210/140は混走に…

さらにもうすぐ羽地ダムという所で100kmの先頭集団も吸収。

パッと見、100人を超える集団で羽地ダムに突入!
なんと3クラスのクライマックスシーンを同時に見られるというお得な状態!

そう自分のレースはここまで…

羽地に入ると共に両足つりあげてご臨終…
そのまま踏み切ったものの…

– 羽地ダム 9:59 256W

だいたい上りきったあたりで、k008300を発見。
もう各クラス入り乱れてのレースとなってるので、周りにいた選手も使って下りも踏みまくり。
国道に戻る直前で、100kmと女子国際の選手がアタック。なんで…

国道に入ってからは重いギアに入れて体重をかけて踏んでいく。アタックした数人もジャスコ坂までに吸収。
坂ではk008300から付き切れ寸前でクリアして、ここからもスピードを緩めないように気をつけ2つぐらいの集団を吸収。
その中に、西城くんも。

140kmでは、k008300、西城くん。2人ともスプリントできる…
とりあえず1秒でも前に行こうと踏めるところを踏んでゴール前100mで2人にアタックされてちぎられてゴール。

□結果
14位 4:02:41(2:17遅れ) 34.61km/h
リザルトPDF
データ

今回のレースでは
– 2回の普久川ダムを先頭集団で超える
– きちんとレースをする
– 最後の勝負を見届ける… をクリア。
また、この週末では4〜30分、2〜4時間の最高出力を更新。

限りなく絶好調の状態で望んだ中で、完全に力不足で最後の勝負には絡めなかったけど、今持てる力を120%出し切った結果だと思うので大満足。

140km(旧130km)に参加して7年目。徐々にハードルを上げる中で目標としていた、Showaraさんや、ガクちゃんと同じレベルの結果にようやく追いついた!
長かかった〜

さて来年はどうするかね?
140kmで、どのあたりを目指せるんだろう…

Masumi Higaさんのアルバムより拝借。多謝

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