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【RX 福田】2022.03.27 SPECIALIZED CUP MTB3時間エンデューロin福島E-bike

3時間のMTBエンデューロに参加しました。

MTBは持っていなけど、なんとE-MTBまでレンタル出来るとのことで、それなら手軽だしアリだなと。

阿蘇で草原ライド

MTBは年に1回乗るか乗らないかという程度なのですが、先日、阿蘇でE-MTBに乗る機会もあり、ちょっとだけ慣れた?

コルナゴ部長の阿蘇天空の旅 > ハムスタースピンの草原ライド
http://kikuchinokoto.blog88.fc2.com/blog-entry-2077.html

それにしても阿蘇の牧野は素晴らしい環境だった。レンタルも揃っているし、ぜひオススメしたい。

試走

今回の相棒はSpecialized Levo、グレードとかはよく分からないけど、今までに乗ったE-MTBの中で、一番軽いし、アシストのかかり方も自然で扱いやすい。

アシストレベルは3段階あり、1:ECO / 2:Trail / 3:Turboだったかな?
E-MTBにしては軽量だけど、その分だけバッテリー容量が少ないらしく、Turboだと2時間でバッテリーが切れるので、しっかりバッテリーマネジメントしてくださいとのこと。

パワーメーターが無いと寂しいので、Assiomaの本体を外して移植したMTB
ペダルを持参した。
しかしアリかナシかと言えば…ナシかな?ガタもあるしペダルとしての性能が…(後述

時間も無いので、1周だけ試走。

バッテリーが心配なので、とりあえずアシストはオフで。
積雪の都合などもあり、ロングコースは使えずに1周が900m、登りと下りだけのショートコースだそう。

路面は泥が多く、目の前で高岡が登りきれずに足を着いていた。こういうところはリアの荷重を抜かずにトルクを一定にペダリングすればいけるはず。
ドロッパーポストだし、サドルは1cmほど高めにセットしてもらったから、急坂でもシッティング-リア荷重で登りやすい。ただ登るのに450Wぐらい必要で、これを毎周回やるのはキツすぎる。アシストに期待。

下りは水が流れたあとが削られていて、縦の溝になってる。試しに落としてみたけど、ドロドロで刺さりそう…

レース

先週に続いて、今週も竹谷さん高岡とともにレース。
といっても竹谷さんはオープン参加で、高岡はノーマルMTBなので…
10分前になんとなく集合して開会式があり、E-MTBの人はバッテリーに注意してね。中級者以上向けのコースなので気をつけてね。と。
これで初級者向けと言われたら泣きそうだったので一安心…?

竹谷さんの先導でローリングスタート。
前の方に位置していたけど、キツイところで前の人が足を着き、自分もストップ。路面がドロドロなので足を着くと復帰がめちゃくちゃ大変。あっという間に先頭はいってしまった…
まあ先は長いし適当に行くか。

以前乗ったE-MTBはアシストが効きすぎて、ぬかるんだ路面でのトラクションコントロールが難しかったが、Levoはこのあたりが絶妙。
ペダリングに合わせて自然とアシストしてくれるので、丁寧に回せば滑ることも無く登れる。
バッテリーも心配なので、とりあえずレベル1 ECOモードで登っていく。
しかしレベル1程度だと大したアシストもなく、どちらかと言えばバッテリーとモーターの分だけ重たいバイクに乗っているような感じ。

1周目は人が多いので、登りも下りも抜くだけ。しかし抜く時に下りで溝にハマって足を着いてしまう。そして脱出に手間取る…

そんなこんなで1時間をECOモードで耐えきった。
泥が着くのを懸念して、キャップ付きのボトルにしたのが失敗。
走りながら蓋を開けるのが大変で、なかなか飲もうという気にならない。
そしてロードと違ってボトル周りのクリアランスが少ないので刺すのも大変。ハイドレーション背負ってる人がいたけど、あっちのがいいかも。暑かったら大変だなあ。

2時間目
バッテリーは、まだ1/5程度しか使ってない。2時間目はレベル2のTrailモードでいけるので少し楽になった。
それでもバッテリー温存のために、ECOとTrailモードを切り替えながら走る。シフティング、ドロッパーポストの上げ下げ、アシストモードの切り替えと、E-MTBは何かと忙しい。

その上、ペダルに問題が。
今までオフロードはCrank Brothersを使っていて問題を感じたことはなかったのだけど、このペダル、下りで抑えていると、突然外れることがある。
そして外れるとハメるのに時間がかかる…
まあまあ命がけ。

3時間目
Trailモードは思ったよりもバッテリー消費が少ない。まだ1/2ぐらいあるように見える。
よっしゃー、ここからはレベル3のTurboモードでガンガンいくぜ〜
しかし、どちらかと言えば上半身がキツくなってきた。
ペダルにも不安があるのに、上半身でも自転車を抑えることが出来ないから、必然的に下りではブレーキをかけて減速せざるをえない。
減速ぐらいならいいけど、そもそも抑えられなくて自転車が吹っ飛びそう…

Turboモードは速いぜ〜 登りでPAXの選手を抜いたと思ったら優勝した宮津選手だった汗
が、そんなに甘くはないのであった。Turboモードだとガンガンバッテリーが減っていく。10分でTrailモードに後退…

下りでは、いつ吹っ飛ぶかという恐怖、上りはひたすらキツイ…

残り30分を切って、もう一度Turboにしたら、やっぱりすごい勢いで減っていく。これは足りなくなるかも…とECOモードまで後退…

エンデューロなので3時間を越えた段階で終了となる。2:52ぐらいを経過して、残りは2周のはず。残りメモリは3で、ようやくTurboモード解禁!
しかし、それなりにヘロヘロになってるので、Turboでもキツイ。下り抑えられなくて怖い。

そんなこんなで何とかゴール!

最終周の後半で赤ランプになったので、バッテリーマネジメントは上手くいったと思う。Body Batteryは完全に使い切ったけど…

結果:E-Bike部門 3位

1,2位の人と比べると、やった3位だぜ!と言えるレベルでも無く…
それでも表彰台はうれしいものですねw

レース後は、あまりのキツさに

なんて呟いてみたものの、リザルトを見るとノーマルMTBの人たちは、もっと苦労していたみたい。

自分のタイムでも、全体で13位ぐらいで、ノーマルMTBで登るの考えると、そりゃそうだよなあって…

振り返ってみると楽しかったような気がして、また走ってみたいなと思えるから不思議です。

速度とパワーのグラフを見ると一目瞭然で、疲れてパワーは下がっているものの、アシストのおかげで速度は変わらず。
これはE-MTBの面白さだなあ。

BBQ

このイベントの最大の魅力と言ってもいいかもしれない。
エントリーフィーに含まれている、レース後のBBQ。

どうせ、安くて、さほど美味しくない海外の肉なんでしょう?と思ってたら大違い。
福島牛と麓山高原豚は、どちらも最高級品でした。
それだけじゃない。地元の人参もめちゃ美味い。
この肉と野菜、通販で買いたいなあ…

ということで、このイベントはリピ決定!

※一部の写真は下記から使わせていただきました。ありがとうございます。


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