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“オシャレな人” は3(+1)タイプに分けられる

何事も大雑把に捕え過ぎると本質を見誤ります。
“オシャレ” に関して悩んでいる人の中には、まさに見誤っている人も多いのです。

“オシャレ”  を分類せず、ひとまとめに捉えていませんか?
実は、“オシャレな人” は以下の3タイプに分けられるので、まずはこの3種類を意識してみてください。


A: 感度が高く、“流行” を上手く取り入れている人
B: “正統” や “伝統” を尊重して守っている人
C: “自分らしい着こなし” を確立している人


A〜Cのいずれか1つだけに当てはまる人もいれば、いくつかのタイプを融合したり行き来したりしている人もいます。
最初はわかりづらいかもしれませんが、とりあえず意識するようにしてみてください。
“オシャレな人” をきちんとカテゴライズすることで、自分がどんな着こなしの人を目指すべきなのかが明確になります。

「A」のタイプは主に、アパレル関係者、メディア関係者、芸能関係者など、“ファッショニスタ” と呼ばれるような人を思い浮かべればイメージしやすいでしょう。
トレンドの先端を行き過ぎてアバンギャルドな着こなしをしている人も少なくありません。
ブランド品や限定品に目がなく、ファッションヴィクティム (ファッションの犠牲者、ファッション中毒者) やレアアイテムなどのコレクターになっている人もいます。

「B」タイプは年輩の人やベテランが中心。
オーセンティックやトラディショナルといった言葉の似合うダンディな人をイメージしてください。
キチンとした正統や脈々と受け継がれてきた伝統をリスペクトすることはとても大切。
しかし、シーンを選ばずに固執し過ぎると今の着こなしや空気感からは乖離してしまい、“トラッドスタイルのコスプレ” のようになってしまうので注意も必要です。
また、正統派の定番ばかりを使ったコーディネートは退屈な印象も与えかねません。

「C」の人のテイストはバラバラです。
なぜなら、自分の個性、自分に似合う服、自分が好きな色…といった具合に “自分” が軸になっているからです。
個性を打ち出した着こなしの極端な例は、タレントの“きゃりーぱみゅぱみゅ“ や “りゅうちぇる” と言えばわかりやすいでしょうか?
ポッチャリしていてもオシャレな人は、太っている (太ってしまった) 自分と向き合って似合う服を突き詰めた結果に違いありません。
周囲の目よりも自分の個性を大切にしている人は、軸がしっかりしていて人生が楽しそうですw

いずれかのタイプを否定するつもりはありませんが、[着こなし工学]が目指すのは「C」タイプ。
ただし、自分らしい個性をひたすら突き詰めるのではなく、普遍的なコンテキストも踏まえつつバランスが取れた “自分らしい着こなし” を確立すべきだと考えています。
そのための道筋や方法は追って解説しますが、極論を言えば、全身が〈ユニクロ〉でもオシャレに見える着こなしこそ、理想形のひとつだと考えます。

実は最近、“オシャレな人” のタイプはもう1つあると考えています。
なぜオシャレのタイプではなく、“オシャレな人”のタイプなのかも含め、詳細は追って解説します。


■参考:AllAbout「TKO木下に学ぶ、ぽっちゃり体型を認めるオシャレ術」  

■参考:AllAbout NEWS「“お直し”サービスで、ユニクロはどこまでお洒落になれるのか?」


※ この記事の内容は執筆時点での見解です。進歩、進展があった場合には修正して更新します。


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